大好きな人との同棲。
一緒のベッドで起きて、一緒に朝食をとって、彼をお仕事に見送って・・・と、まるで結婚生活をお試しできるみたいで幸せな想像が膨らみますよね!
その内、彼のためにあれこれしてあげることにも慣れてきて「このまま結婚するのかなぁ~」なんて考えて、幸せな時間がずっと続くと思っていた、そんな中で・・・。
いつのまにかカレは同棲生活に慣れて、なんというかドキドキもしなくなってきてしまった。
恋人というより家族みたいになってお互い遠慮がなくなってしまい、「プロポーズしてくれる気配もないし、むしろ同棲前より愛情が減ってきているような・・・」なんて思い初めてしまったら、それはもう赤に近い危険信号。
気付けば二人のお城だったはずの部屋は、冷たいカレの様子を眺めるだけの監獄のようになってしまっているかもしれません。
そんな夢と全く違う生活というのはものすごいストレスです。
そこでこの記事では、同棲しているカップルが別れる原因と、もし別れてしまった場合に復縁するために必要な時間である”冷却期間”についてご紹介していきます。
これからカレと同棲する予定の人も、今同棲している人も、カレとの恋に危険信号がともってしまった人も、すでに別れてしまった人も、まずはこの記事を読んで、彼との将来に役立ててくださいね。
【ヘッドライン】
同棲していたカップルが別れてしまう原因
それぞれ別の家に住み、たまに会うようなカップルとは違い、同棲しているカップルというのはより強い信頼感で結ばれているように見えるものです。
それがどうして別れてしまうのでしょうか?
また、普通のカップルよりも複雑になりやすいのでしょうか?
その理由をご紹介します。
お互いがお互いに慣れてしまい、マンネリ化した
同棲をやめてしまう理由で一番多いのがこれではないでしょうか。
同棲を始めた直後は、二人一緒にいるだけで幸せですが、その状態は長くは続きません。
たとえ同棲していないカップルでも、一緒にいる時間が長いと、どうしても徐々にマンネリ化してしまいます。
それが毎日同じ部屋で寝起きして、生活を共にしている訳ですから、普通のカップルよりもマンネリしやすいのは当然といえます。
恋愛感情を保ち続けるにはドキドキ感が必要不可欠です。
トキメキがなければ、あなたも彼も異性としての情熱は冷めてしまい、まるで兄弟か同居人のようにマンネリ化した関係は深刻なものになってしまいます。
ですので、
- 普段はなるべく裸を見せない
- 記念日やイベントの日は特別感を演出する
- 思い切って部屋の模様替えをする
- 外泊可能日を作り、それぞれがひとりになれる時間を作る
このように、生活にメリハリをつけることがとても大切だったりします。
相手のだらしなさに耐えられなかった
付き合ってる時は気が付かなかったけど、いざ一緒に住んでみると生活スタイルが全然合わない・・・。
常に洗濯物は貯めこむし食器も洗わない、食事の仕方が汚いし、電気の節約がまるで出来てない!などなど、相手のだらしなさが目に付いて気になって仕方なくなると、同棲カップルは別れてしまいます。
特に今までに一人暮らしをしたことがない人や、実家暮らしだった人に多いようです。
同棲し始めの頃はそんな彼のだらしなさも可愛いと思って受け入れられるものの、だんだんと「ただ甘えてるだけなんじゃ・・・」という疑惑に変わり、恋人というより「世話をすべき相手」としてみてしまいます。
結婚をするつもりはないけど、流れで同棲していた
例えば、どちらかが実家を飛び出してきた場合や、地元を離れて転がり込んできた場合など、事前に計画を練らずに同棲を始めたカップルも別れやすいものです。
もともと結婚する予定がなかったために、相手のマイナスな部分などを受け入れることが出来なくなってしまいます。
相手のマイナス面を受け入れるくらいなら、将来的な約束もしていないから別れた方が楽だと感じてしまうのでしょう。
他にも、同棲生活が長く続いて結婚する意味がないと感じるようになってしまったパターンがあります。
これは同棲生活の中でどうしても許せない部分が見えてしまい、結婚への希望を絶ってしまうことが原因です。
どちらも、気持ちが冷めた方がヤキモキしているうちにダラダラと時間が過ぎた結果、破局に至ります。
いわゆる【情】が残っているケースが多いのです。
そもそも、同棲は結婚を前提として期限を設けて始めるものです。
結婚しないのであれば、同棲を続けるにしても解消するにしてもいずれバラバラの他人同士になります。
それならば次の恋愛や結婚のチャンスがある若いうちに別れるほうが、お互いのためになってしまうのかもしれません。
家事の仕方に納得がいかなかった
人は家で生活するにあたり、様々な”お仕事”をします。
それが家事です。
料理、洗濯、掃除といった基本的なものを思い浮かべると思いますが、部屋のレイアウトや衣替え、宅配物の受け取りなど、「家のこと」全般が”家事”といえます。
そして、家事の不満こそ、同棲解消の大きな原因になりやすいのです。
特にこれまでどちらかが一人暮らしをしていた場合は、彼氏、もしくは彼女が自分と違う行動パターンをすると「それはそうじゃない!」と自分のやり方に合わせようとしてしまいます。
「洗い物は水につけずにすぐ洗わなきゃ!」
「洗濯物のたたみ方違うよ~」
などなど、非常に細かい指摘が飛んできます。
本当はどんなやり方でも問題はないはずなのに、これも同棲生活の中で相手を「家族」と思って遠慮や気遣いが薄れてしまっていることが要因です。
これでは一緒に住んでいても、言われた方はまるで召使のようですし、指摘する方も毎日細かいところに目を光らせるために疲れてしまい、面白くありません。
また、2人とも同じペースで働いているのに、どちらかに家事負担が偏っている場合も問題になります。
そのほとんどは面倒見のいい女性が男性の世話をするのが当たり前になってしまうパターンです。
あなたも元彼の生活の面倒を見すぎていませんでしたか?
これは男性にとってばかり都合のいい状況で、女性にとっては「結婚しているわけでもないのに、ましてや母親じゃないんだけど・・・」という気持ちに陥りやすくなってしまいます。
そうなると、自然と女性は本当に結婚をして、今のこのカレのために家事を頑張る生活を正当化したいと思うようになります。
しかしカレはまだ結婚を意識していない・・・。
そうなると、彼氏はまるで不機嫌な母親に対するような苦手意識を持ちはじめ、なんとなくギスギスしたまま、同棲生活の居心地が悪くなってしまいます。
ここまできてしまうと「一人暮らしの方が気楽だった」などと、理不尽な理由を持ち出すこともあり、それを追求すると「結婚してるわけでもないのに」と、彼が冷めた言葉を返してくることもあります。
そんな場合、家事は二人で分担することが出来れば比較的簡単にトラブルを避けられます。
ただし、できないことを無理に引き受けても、結局は不満が出てうまくいきませんから、家事の分担は二人でよく話合うことが重要です。
どちらかが専業主婦・主夫をしていた
まだ婚約もしておらず、結婚が現実味を帯びていない状態の同棲で、片方が主婦あるいは主夫になるために仕事をしていない状態はトラブルのもとになりがちです。
つまり、片方が全く働いていなかったり、明らかに外に出て働く時間が少ないケースです。
1人で働いて2人で生活するのは、働いている側にとっては理不尽な我慢をさせられていると感じます。
いくら同じ屋根の下で生活しているとは言え、結局は他人なのです。
働き手が外で稼いでいる間に家でかかる電気代でさえ、相手にとっては「本来払わなくてもいいお金」であり、その分お金という現実的な負担が増えています。
「一緒にいてくれるだけでも嬉しいから、仕事頑張ってくるよ」なんて言えるのは、アニメの世界か付き合い始めのラブラブな時期だけです。
結婚しているわけでもない異性が家事をしてくれる見返りとして、自分の収入が半分になったり、自由な時間がほとんどなくなることに耐えられる人は多くありません。
お金の貸し借りや、収入と支出の差があった
「お金が足りないんだけど・・・」というリアルな問題は人間関係に大きな溝を作りますが、当然同棲生活にも影を落とします。
家賃、食費、光熱費など、生活費の問題は、一緒に生活をしている他人同士ではとても複雑な問題です。
金銭的な問題は切りだしにくいだけに、いざ打ち明けた時にはもう問題が大きくなりすぎています。
つまり「お金が足りなくなりそうだから相談させて」といえる時期を逃してしまい、
「お金貸して」
と言わざるを得ない状況になってから初めて相談するようになります。
そうなると「何で事前に言わないの?」と信頼を失ってしまい、恋愛感情にもヒビがはいってしまうのです。
他にも、前述しているように片方が家で家事をして、片方が外で働いているような収入の差が大きい場合、もちろん働いている方がお金に自由になりますから、収入が少ない方は自分の好きなものも買いづらく、ストレスがたまっていってしまいます。
本来対等であるはずの恋人関係なのに、生活を一緒にしたことで格差ができてしまうのです。
うまいこと収入の多いほうが少ない方をフォローできれば理想的ですが、お金は無尽蔵に増えるものではありません。
部屋が狭く、自分のプライベート空間がなかった
一人暮らし用の1Kや1DKの間取りでプライベートな空間や時間が持てないことは、人間として非常にストレスになります。
この理由で別れるカップルは、相手の部屋に転がり込むかたちで同棲が始まったケースに多いようです。
転がり込まれた方からすると、恋人が自分のプライベートを侵害するずうずうしい存在になってしまいます。
さらに、一人暮らし用の賃貸物件は契約書に「一人暮らしの用途に限る」と記載されていることもあります。
住みはじめてから(=転がり込んでから)賃貸契約書類をしっかり読むことはあまり無いものですが、一人暮らししていた部屋に恋人が転がり込んできての同棲生活が契約違反となって、最悪の場合退去を求められることもあります。
同棲していたカップルが別れた場合、復縁に必要な冷却期間って?
これまでいくつか同棲から別れる原因をご紹介しましたが、実際に分かれてしまった場合、どれくらいの冷却期間が必要なのでしょうか。
その答えは、「あなた自身が変わるまで」です。
大体の目安としては1ヶ月以上の時間が必要だと考えましょう。
その間元カレ(元カノ)のことばかり考えてしまうかもしれませんが、過去の自分のことを振り返る時間にしてください。
結論から言うと、その振り返りができ、元彼にとってNGだった部分に気づく事が出来れば冷却期間は終わりです。
「冷却期間を終えるのに、NGだった部分を改善しなくていいの?」と思うかもしれません。
実は、同棲していたカップルが復縁を目指す場合には【成長】や【変っていく姿】を継続して見せていくことが必要不可欠になるので、より多くの変化を見せられるよう、改善点に気付いた時点から長期的にアピールしていくのが効果的なのです。
その理由は、普通のカップルよりも生活を共にしていた分、元彼はあなたのことを良く知りすぎているからです。
あなたが頑張って改善点を一つ一つクリアするにつれ、元彼に
と信頼してもらいやすくなります。
そうして見直してもらえるチャンスが多ければ多いほど復縁は近づきますから、まだ改善点に気付けたくらいの段階から復縁活動をスタートさせてしまえば、遠回りに見えるもののより効率的になるのです。
ずっと一緒に生活していた彼と離れ、元彼に連絡できない冷却期間はかなり辛くなると思います。
しかし、自分自身を振り返ることで、あなたは何かに気づくはずです。
気づきはじめたら行くべき方向も見えてきます。
絶対に覚えていて欲しいのは、冷却期間は、ただ何もせずに待つことではないという事です。
あなた自身が、これからのあなたについて方向性を決める時期でもあります。
それは復縁だけでなく、今後の人生や、同棲中に元彼に「無理だわ」と思われたあなたの無意識な振る舞い、生活態度に大きくプラスに働くはずです。
次に元カレと会った時、「魅力的な人だ」と思われたくないですか?
https://motokare-fukuen.com/?p=1485
さいごに
多くのカップル同棲することで満足してしまい、約80%のカップルは結婚せずに別れているといわれています。
特に、女性と違って年齢的なリミットが長い男性はその傾向が強いようです。
彼が冷める前に大切な問題とちゃんと向き合い、ふたりの生活について話合って築きあっていくことは、元彼に同棲の延長上にある結婚生活をイメージさせるためにも必要なことです。
一緒にいれば、多少の欠点は見えてきて当たり前なものです。
相手のダメなところはサポートもしくは愛をもって怒りつつ、自分のダメなところにも向き合ってみましょう。
https://motokare-fukuen.com/?p=1499