復縁は誰もが一度だけの経験とは限りません。
結婚のように、機会が出来れば何度でもする人はするものです。
ただし、これは色んなことにも言えることですが、一度失敗したことに二度、三度と挑戦する場合、また成功させる難易度が上がってしまう場合があります。
「普通、一度経験したことは、その分経験を積んでるからうまくいくんじゃないの?」と思うかもしれません。
確かにスポーツや仕事などでは、失敗を積み重ねることで成功に近づくものですが、「人の気持ち」が関わっているときはそう単純にいかないものなのです。
そこで今回は、二度目の復縁を目指す時の手順や押さえておくべきポイントをご紹介します。
【ヘッドライン】
二度目の復縁目指す時の手順
まずは二度目の復縁を目指す時の手順についてです。
行き当たりばったりでなく、プランを立てる
過去に一度でも復縁に成功している場合、「前と同じようにやっていれば上手くいきそう」と考えてしまいがちですが、二度目の復縁の場合はそう簡単にはいきません。
同じ手法ではお相手からすれば「まーたより戻そうとしてるのかな」と感づかれますし、勢いだけでする復縁活動はただ当たって砕け散るだけで終わってしまいます。
きちんとプランを立て、計画的に動いていきましょう。
プランを立てるポイントとしては、
- 自分磨きにどれくらいの時間がかかりそうか
- いつまでに復縁をしたいか
- 今の関係性から、週や月に何回くらいお相手に連絡ができそうか
- お相手にできるアプローチはどんなことか(会う、LINE、メール、電話など)
こういったところを基にするのがオススメです。
いつまでにお相手に謝罪し、いつお相手に別れてから初めての連絡をするのか、いつごろデートに誘ってみるか・・・といったように、細かくプランを立てていきます。
ここて注意すべきなのが、
- 現実的でないプランを立てないこと
- 上手くいかなかった時のことも考えて、復縁までの時間(日数)は、あくまでも目安としておく
この2点です。
あくまでも、これから立てるプランは復縁活動をサボったり怖くて動けなくならないようにするために、自分を奮い立たせるものとして考えましょう。
例えばお相手の反応については、実際に行動をしてみないとどんな反応をされると分からないと思います。
ですから、
「○ヶ月ぐらい経てばさすがにデートもOKしてくれるだろうし・・・」
といったような、お相手の反応をどんぶり勘定で見込んでプランを立ててしまうと、プラン通りにいかないことがあるとその後のアプローチがうまくいかなくなってしまいます。
あくまでもプラン立ては目安として作り、復縁活動のスケジュールとして見るようにして下さい。
普通に連絡ができる関係に戻す
プランを立てたら次は普通に連絡ができる関係まで戻しましょう。
何度目かの復縁を目指す場合のほとんどのケースでは、お相手も別れること、そしてあなたがまた普通に連絡をしようとしてくることに慣れてきているはずです。
ですから、
- 感謝と謝罪のメールを送ってキチンとけじめをつける
- 何事もなかったかのように普通に振る舞う
- しばらく冷却期間を置いて、お互い冷静になってから連絡を取る
- 「友達になろう」と宣言をして、お互いの今後の関係性をはっきりさせる
このようなアプローチの中で、今までに試したことのない方法を試してみましょう。
これは別れた後の連絡再開だけでなく全てに当てはまることですが、今までにしたことのあるアプローチをしてしまうと、
「いっつもこのパターンだな」
「この人(あなた)はこのままずっと変わらないんだろうな」
と要らぬ思い込みをさせてしまいます。
人は変化や成長の感じないものに興味を持つことはまずありませんし、何度も別れを経験した相手ならなおの事「もう嫌な思いをしたくない」と思って距離をとってしまうのです。
行動で感覚的に変化を伝えていく
これは一度目の復縁でも同じですが、お相手とコミュニケーションが取れるようになったら、次は変化を見せていく必要があります。
具体的に言えば、
- 別れの原因を払拭したこと
- 人間的に成長したこと
この2点を伝えることになります。
ここまでは基本的なことですが、二度目の復縁を目指す場合は、言葉で「自分の悪いところはちゃんと直すね」と伝えないようにしましょう。
それよりも、行動で勝負です。
なぜなら、言葉での「変わる宣言」は、
「口ではなんとでも言える」
と思われるだけで、むしろ信頼関係に傷をつけてしまうだけになってしまうためです。
また、一度目や二度目の別れの原因と、今回の別れの原因が同じ場合、「別れの原因が無くなった」というアピールをしても、なかなか信用をしてもらえません。
ですから、「変わったよ!見て見て!」と別れの原因を払拭できたことだけにこだわるのではなく、
- 周囲の人間に認められるくらい本格的な自分磨きをして関心を引きつける
- 初心に戻って、お相手の恋愛感情を再度取り戻す
- わざとお相手以外の異性との関係を深め、お相手の気持ちを揺さぶる
- 極端な駆け引きにをして優位な立場になり、お相手に追いかけさせる
こういった感覚や感情にアプローチする形で変化を伝えたり、関心を引きつけるように意識していきましょう。
デートに誘う
二度目の復縁を目指すのなら、先ほどの項目でもお話ししたように感情的な部分に訴えたり、継続的に変化を伝えて信頼関係を築き上げていくことが必要です。
そのためにも、より「変わった」ということが伝わりやすいデートは必ず実行しましょう。
別れた相手とのデートともなれば気まずいのも当然です。
だからこそ、お相手とデートができれば信頼関係がある程度できたという貴重な判断材料にもなります。
そこで、何度目かの復縁を目指す場合、最低でも三回はお相手と二人きりでデートをすることを目標にしましょう。
「好きな人とデートができる」ということであればお相手もメリットを感じられますが、自分と別れた人とのデートでは「楽しいだろうな」という期待よりも
「気まずいかも」
という不安の方が勝ってしまいます。
ですから、
- 普段からメールを盛り上げて打ち解けておく
- 「奢る」などの露骨なメリットを見せる
- お相手の趣味、好きなことに誘ってあげる
このようにお相手があなたのお誘いに応じられるだけのメリットを作り上げましょう。
初めは「メリットを見せる」という打算的な誘い方になってはしまいますが、肝心なのは直接会って変化を感じさせること、そして「今後も遊びたいな」と思わせることですので、誘ってOKをもらうことに力を注ぐべきです。
また、デートはディナーではなくランチやブランチに誘いましょう。
夜は仕事帰りということで時間もとりやすいですし、ゆっくり出来るわけですから誘いたがる人も多いのは事実です。
しかし、お相手からすると次の日の予定を気にしなければいけない、昼より夜の方が出費がかさむ、などの理由もあり、よっぽど信頼できる人相手でないとイマイチ気乗りしないということもありうるので気をつけましょう。
明らかに好意を持っている人からのディナーのお誘いなら受け入れてくれやすいのですが、まだ気まずさがあるような人からのディナーのお誘いはやっぱり抵抗を持ってしまうのです。
地道な繰り返しで信頼を得る
二度目の復縁を目指す時の手順として大きなポイントになります。
あとは、
- 行動で感覚的に変化を伝えていく
- デートに誘う
この二つの手順を繰り返して行きましょう。
何度目かの復縁を目指す場合、最も重要なのはお相手を信頼させることです。
そのために、今までしていなかったことにあれこれ手を尽くすことももちろん大切ですが、何事も継続できなければ信頼を得ることはできません。
信頼とは、実績の積み重ねでできるもの。
ですから、今回ご紹介したような手順を繰り返して実績を積み重ね、確固たる信頼を勝ち取りましょう。
二度目の復縁には冷却期間が必要!
二回目の復縁を叶えるためには、冷却期間が必要です。
一度目の復縁の場合、冷却期間は約3ヶ月がベストとなりますが、二回目の復縁の場合はそれ以上の期間が必要となります。
二回別れているということは、一度目に別れた時の原因が改善されないまま、復縁をしてしまっているという可能性が高いです。
そのため、短期間で復縁をするとまた同じことの繰り返しとなり、そうなると相手としても「もうこれ以上同じことを繰り返すのはやめよう」と、愛想をつかしてしまいます。
そうならないためにも、別れの原因をしっかりと改善するための期間として、3ヶ月以上の冷却期間を取ることが必須です。
二度目の復縁を目指す時の押さえておくべきポイント
「近道」はないものと自覚する
二度目の復縁を目指す場合、
- お相手の性格傾向
- どんな連絡をしたら話が弾むのか
- どんな接し方をすればお相手も構ってくれるようになるのか
- どういった態度でいると嫌がられるのか
こういった部分については、これまでの経験からなんとなく予想がついていることと思います。
それだけに、それを活かせばきっと復縁はすぐに叶うはず!と思う人は少なくありません。
しかし、確かに経験は積んでいても、それと同じくらい、
という実績も残っているのです。
その裏切られたような思いを払拭するのは簡単なことではありません。
人はどうしても楽しかった、良かったと思えるような記憶よりも、辛かった、嫌だったと思うような記憶の方が残ってしまうものです。
別れた理由が今までとは違う場合
前回とは違う新たな問題で別れてしまった場合、一度はきちんと問題を解決できたという実績があります。
ですから、
と思ってもらいやすく、同じ問題で別れてしまった場合よりも復縁しやすいのは事実です。
しかしながら、あまりにも色々な問題でぶつかってしまうという場合には、「そもそもの価値観が合わないんじゃないかな・・・」と思われてしまう可能性も高いということは忘れてはいけません。
ですから、今回別れた理由が今までと違うものなのなら、これ以上お相手と揉めないように十分に気を使ってください。
例えば、
- 返信がないのに何度も連絡を入れて迷惑をかける
- お相手がいいと思っているものを否定する
- お相手も見るSNSに、お相手のことについての弱音や愚痴を書く
このように、お相手との価値観の違いを顕著にさせる振る舞いはできる限り避けましょう。
告白をするときは必ず会って口で伝えて特別感を演出
最近はメールやLINEでのやり取りも増えてきて、デートの約束や会話のやり取りもきっとメールやLINEでしている事でしょう。
しかし、告白をLINEやメールで簡単に終わらせることは絶対にしないでください。
かならずお相手と直接会い、口で気持ちを伝えましょう。
LINEに至っては基本的に短文でのやり取りがメインです。
そんなLINEやメールで告白という事は、画面上のデジタルな文字で短文で気持ちを伝えるだけになります。
やはり、相手の目を見てしっかりとハッキリと自分の気持ちを伝えた方が、
という特別感をお相手に感じさせることができ、本気さもお相手により伝わりやすくなります。
今までのお付き合いや復縁の中で、二度、三度と告白や「よりを戻そう」というやり取りがあったわけですから、今までと同じような告白ではお相手にも特別感を感じさせることは出来ません。
これまでも会って告白したり、復縁したいという思いを伝えていたのなら、これまでよりもアレンジを加えた告白方法を試してみてください。
私はこうして二度目の復縁を叶えました!体験談
実際に復縁をかなえた人の体験談をお届けします。
二度目になると彼は呆れたような感じで、”もう二度と元に戻らない”と言われてしまいました。
それでも私はどうしても諦められなくて、このままの自分ではダメだ、本気で変わらないといけないと思い、二度目に振られた日から自分のダメなところを改善しようとしました。
その間は彼に連絡すると甘えちゃうとわかってたので、一切連絡を取らずに自分を変えようと頑張ったんです。
その様子をFacebookで投稿してたんですが、別れてから半年後くらいに彼から連絡があって、”本当に頑張ってるんだな”と言われました。
すごく嬉しくてそのまま彼と連絡を取り合っていたんですが、自分自身が本当に前とは違っていると気付いたんです。前みたいに返信がなくても不安になる事はありませんでした。
なので、思い切って彼を誘って実際に会ったら、”本当に変わった、頑張ったね。”と褒めてくれたんです!
そして帰り道に思い切って告白したところOKしてくれて、二度目の復縁をする事ができました!」(29歳女性)
二度目の復縁には覚悟を持って
現実的な話をしてしまうと、前にも復縁してくれたからといって、今回も復縁出来るとは限りません。
一度目の復縁と二度目の復縁は全く別物と考えたほうがいいでしょう。
むしろ、過去の経験則からお相手はあなたに期待を持ちにくくなっていますし、課題は増えたと思っておいた方が無難です。
しかし、その事をあなたがしっかり意識し強い決意を持って復縁に望めば二度目の復縁も十分に期待できます。
二度目の復縁が叶えば、今までよりもより強い絆で結ばれるのは間違いありませんから、お相手と未来を考えているのなら、諦める前にもうひと頑張りして見てはいかがでしょうか。
いずれにしても、自己判断で行動してしまうのが一番危険です。
二度目の復縁が難しいからこそ、失敗する前に、早めに第三者のアドバイスなどを受けて、復縁のために歩き始めると良いでしょう。
https://motokare-fukuen.com/?p=1911
https://motokare-fukuen.com/?p=9