意見を言っても、何でも否定する彼。
「違うんだよ!こっちの方が良いから…」
「だからお前は駄目なんだよ!…」
あなたも彼に、こんな頭ごなしの否定をされた事はないでしょうか?
「本当は私の意見のほうが正しいのに…」と思うけど何も言えずに黙ってしまったり、彼の否定意見と真っ向勝負をしたりして気まずくなってしまうケースも少なくないでしょう。
今回は、否定的な彼と気まずくならず会話上手な切り返しが出来る方法を、心理学のクッション話法とイエスアンド話法をもとに紹介したいと思います。
【ヘッドライン】
否定的な男性の心理とは?
女性は同調とコミュニケーションの生き物なので、あまり否定的な日人は少ないでしょう。
でも男性は反対に、どちらかというと否定的な人が多いのが実情です。
あなたも彼ではなくても、
なんてことばかり言う男性が身近にいないでしょうか?
男性が否定的になりやすいのは男性心理が関係しています。
男の人は、生物として力を誇示したり、群れのリーダーになることが本能的に脳にすりこまれているのです。
これが原始時代なら群れのリーダーになれば、強くたくましい男性に引かれる女性と多くの子孫を残す事ができます。
この古来から男性の中にある本能によって、無意識のうちの人より上に立とうとし否定的な切り返しをしやすいのです。
とはいえ、こうした本能的な部分も現代人となり薄れているので、女性的な同調や共感が得意な男性もいるでしょう。
もしも、あなたの彼が何をいっても否定的だったりする時は、本能の部分が強く働いているので、無理にあなたの意見を通そうと反論しても気まずくなるだけです。
そこで今回は、彼の意見を否定せず受け止めた状態で、あなたの意見を彼に認めてもらう方法を、クッション話法とイエスアンド話法をもとにお伝えします。
彼の否定を優しく受け止めよう!クッション話法とは?
彼に否定的な意見を言われた時に、会話上手な切り返し方をしたいならクッション話法が効果的です。
クッション話法はビジネスでも良く使われる心理学を活用したテクニックで、普通は否定されると反論したくなってしまいますが、そのまま受け止めるのが会話上手な切り返し方でしょう。
相手の否定をクッションのように優しく受け止めるのが、クッション話法です。
例えば、
彼「ってか高いし。。似たような服もってただろ?」
こんなふうに言われた時に、反論をせずに
と彼の否定をクッション話法を使い受け止めましょう。
彼の否定に、とっさに反論してしまうと彼と気まずくなってしまう可能性もあります。
でもクッション話法で受け止める事で、彼とは気まずくなりませんよね。
これだけでは、あなたの新しい洋服がほしい意見は通りませんが、クッション話法の後に、イエスアンド話法を使う事で状況が一変します。
否定から肯定に彼の気持ちを変えよう!イエスアンド話法とは?
先ほどお伝えしたクッション話法と、イエスアンド話法は同時に活用されることが殆どです。
この2つを同時に活用することで、相手の否定の気持ちを肯定の気持ちに変えれる可能性が生まれます。
あなた「確かに前に同じような服買ってもってるよ(汗)でも、その服は食べ物をこぼして汚れがとれないんだよね…。」
これでも、「それなら…」と彼の気持ちが動きそうですが、イエスアンド話法は、
- 実は…
- そして…
- したがいまして…
と、「でも」のような否定的で強めな切り返しを使うのではなく、自然な流れの接続しを使う事こそがポイントです。
あなた「確かに前に同じような服買ってもってるよ(汗)実は、その服は食べ物をこぼして汚れがとれないんだよね…。」
と、言われると「でも」「だって」「しかし」のような否定的な接続詞で伝えないので、彼も気持ち良く受け入れられるのです。
会話上手な切り返しが出来れば彼を立てつつ、あなたの意見が言えます!
何だかんだで否定的な男性ってけっこういますよね。
これは好きな彼もそうですが、職場なんかの男性と話す時も、クッション話法とイエスアンド話法は良好な関係を保ちつつ自分の意見を言うのに効果的です。
普段、何気なく使っている言葉ですが、少し深く言葉の伝わり方を考え工夫するだけで、相手との距離が縮まったり、自分の事を好いてくれたりと良い事ばかりなので、是非参考にしてくださいね。