恋人がいるときの記念日、イベントごとはとてもドキドキして楽しいもの。
中でもバレンタインはまさに恋愛のためにあるようなイベントですから、大事にしている女性は多いのではないでしょうか。
手作りスイーツのレシピを調べておいたり、気が早い人ならプレゼントを用意していたかもしれません。
恋人のイベントに用意するプレゼントは二人の愛を深めたり、再確認するものですが、本心は「カレに喜んで欲しい」という気持ちが一番である人がほとんどのはずです。
その為に自分に出来る精一杯の気持ちを込めてプレゼントを準備したと思います。
だからこそカレが喜びそうなスイーツ、カレの役に立てそうなアイテムをいろいろ探して、バレンタイン当日を待つものでしょう。
でも、楽しみにしていたバレンタイン前に振られてしまった場合、この気持ちとプレゼントをどうすればいいか迷ってしまうという話をよく聞きます。
「カレが喜ぶプレゼントを用意したけど、別れたあとにあげるのは迷惑なのかな?」
彼のことを思えばこそ、迷惑になりたくなくて悩んでしまうものです。
そこでこの記事では、振られた後にバレンタインは渡した方がいいのかどうか?についてを解説していきます。
【ヘッドライン】
あなたにとってのバレンタインは?
冒頭でもお話したように、バレンタインは主に恋愛絡みのイベントです。
片思いの人が告白をするきっかけになったり、恋人同士が愛情を再確認したり、基本的には恋愛関係が成り立っている人たちもに関係するイベントとされています。
「友チョコ」「義理チョコ」も当たり前になってきましたが、それでもやっぱり『バレンタインは女性が男性に愛を伝える日』という認識が一般的でしょう。
友人やお世話になっている人へのバレンタインは、愛情というより「日ごろの感謝」を伝えるようなニュアンスでいる人が多いようです。
ところで、あなたは別れた元カレにバレンタインを送ることで何を望むのでしょうか?
本命チョコは愛を伝えるため。
友チョコや義理チョコは日ごろの感謝を伝えるため。
では振られた彼には何を伝えたいでしょうか。
「用意しちゃったのがもったいない」
という理由だけでは、ただの気持ちの押し付けになってしまい、元カレにとっても非常に受け取りづらいバレンタインになってしまいます。
ですが、実際にはこういった「何となく」という理由で元彼とのバレンタインを考えている人は少ないでしょう。
冷静に掘り下げてみれば、ただバレンタインのプレゼント渡したいという気持ち以外にも、
- 元カレに伝えたいこと
- 元カレに理解してほしいこと
- 元カレに感じてほしいこと
こういったものが必ずあるはずです。
例えば、
「バレンタインでよりを戻したい」
「とにかく会えるチャンスが欲しいからバレンタインを有効活用したい」
「音信不通になってるから、バレンタインを口実に連絡してみたい」
などなど、無謀に思えるような願望でもいいのです。
あなたがバレンタインで彼とどうなりたいのか、どうしたいのかをしっかり考えましょう。
ここがフワフワしているくらいであれば、バレンタインには何もしないでおくべきです。
特に目的もないまま振られた元カレにアプローチするのはお互いにとって大きな負担ですし、何の意味もありません。
彼をバレンタインに誘うときあなたが緊張して、元彼は断る口実を考えなければいけなくなって、断られてあなたが傷つくだけです。
でも、ほんの少しでも「彼とこうなりたい」というバレンタインの目的があるのなら、バレンタインにはしっかり行動を起こしましょう!
元彼との復縁を前提に距離を縮めたい
元彼とよりを戻したいけどまだうまくいかない・・・だからバレンタインにきっかけを作りたい!というようであれば、バレンタインは渡す方向で考えましょう。
ただし、恋愛感情を伝えるかどうかは状況によってしっかり考える必要があります。
元彼と連絡ができ、1対1のデートも出来る
元彼とは個人的な連絡もでき、誘えば1対1のデートが出来るようであれば、
バレンタインを渡す⇒同時に告白
このようにバレンタインを恋愛目的で活用することをオススメします。
振った相手と連絡を取りデートもするというのは、元彼のほうにも未練がある証拠です。
元カレの心境としては、
- 何かの事情があって振ってしまったけど、やっぱりあなたを忘れられない
- 自分から振った手前自分から復縁を切り出せない
- 別れたあとにあなたと別れたことを後悔している
このような気持ちになっているので、ちょっと勇気を出してあなたから復縁のキッカケを作ってあげた方がうまくいきます。
「せっかくなら男の人から告白して欲しい」と思う人も多いかもしれませんが、そう思う女性が多いからこそ、男性は女性の方から告白してもらうことに憧れているものです。
「女性から告白されたら嬉しくて二つ返事でOKしてしまう」という男性も多いくらいですから、せっかく気持ちを伝えられるチャンスであるバレンタインに人肌縫いであげましょう。
問題は、元カレには「自分から振った手前・・・」という罪悪感があるということです。
この罪悪感があると、
「本当にうまくいくのかな」
とまたお付き合いしなおすことへの不安を捨てきれないでいます。
ですので、
- ありのままの彼が好きであると率直に伝える
- 愛情表現はストレートに伝える
- 別れた原因をあなた自身で反省していると伝える
この3点をしっかり彼に伝えていくことで、よりを戻してからの懸念材料を払拭していけると彼に希望を与えていきましょう。
また、バレンタインに彼に渡すものとしては【本命感】がしっかり伝わるものにするべきです。
具体的には、
- ブランドや有名店のお菓子など、手に入れることが簡単ではないもの
- 手書きのお手紙を添える
- 手の込んだ手作りスイーツにする
- 彼の好みを熟知したアイテム
このように、一目見て「義理じゃなくて本命だ!」と分かるような手間のかかるプレゼントになります。
包装もしっかりと手間をかけ、可能であればバレンタイン当日のデートもお店を予約するなどの容易をしておいた方がよいでしょう。
連絡はいつもあなたからばかりで、まだ気まずさが残っている
この場合は上記のようなしっかりとした本命感は出さず、気軽な本命感を出し、
- あなたにとって元カレが特別であることを伝える
- 元彼のことは好きだけど、まだすぐに復縁を進めようとは思っていないとアピール
この2つの意味合いを込め、ただの友達ではなく「恋人未満」の関係を維持できるように働きかけましょう。
「友だち以上恋人未満」というと中途半端な印象がありますが、この関係は元カレに好きな女性や気になる女性が出来ないようにするためのけん制の効果もあります。
ただし、微妙な関係だからこそ元彼もどう接するべきか難しく考えている節もあるのでしょう。
だからこそ元彼から頻繁にあなたに連絡ができないし、連絡したり会ってみてもなんとなく気まずさが残ってしまうのです。
ですので、もっと彼が心を開いてくれるような渡し方が効果的になります。
具体的には、
- 彼の笑いのツボを抑えた面白グッズ、面白スイーツをプレゼント
- バレンタイン当日を外し、別の日に気軽に渡す
- 手作りは出来るだけ避ける(もしくはスイーツでない手作り料理(お惣菜など)にする)
- 高額なアイテム、スイーツは避けるが、センスのあるものを選ぶ
このように、露骨な特別感はないけども、彼のためにしっかり考えた渡し方がオススメです。
特に最近のバレンタインは、友チョコや義理チョコも当たり前になっているので、場数を踏んだ大人の女性にとってはそんなにハードルが高くないイベントになってきています。
ですが、男性としては学生時代に全くもらえない人もいますし、大人になってからも毎度たくさんのご縁のある人はなかなかいません。
一人が大勢にバレンタインを渡せる女性と違って、男性は大勢から一人にバレンタインが集中することが多いからです。
男性にとって
「女の子が自分のためにそこまで考えてくれる」
というだけで十分特別なイベントごとですから、まだ気まずさが残っている彼にはあまり力を入れなくても十分喜んでもらえます。
まずは元彼と仲直りしたい・友だちに戻りたい
元彼とロクに連絡が取れなかったり、二人で会ったりできないような状況であれば、今回のバレンタインは元彼との仲直り、気まずさの払拭のために活用しましょう。
まだ元カレがあなたと距離を取っているのは、
- まだ復縁する気がない
- あなたが元カレに好意を持っていることに気付いている
- あなたと仲よくしているところを他の人に知られたくない
このような気持ちになっているからです。
ですので、こういった距離感であれば今は気持ちを伝えるよりも仲良くなることが最優先と考えましょう。
バレンタインを渡さない場合
会うチャンスがなかったり、全く元彼と連絡が取れないようであれば、バレンタインは渡したくても渡せません。
また、こうしてあなたと距離を取る元彼の心情的にもバレンタインを渡さない方がよいのも事実です。
福塩支店で考えれば、こういった状況の場合、できればあなたの意識が元カレに向いていないとアピールすることができれば理想的です。
ですのでわざとバレンタイン前後の連絡は控えるか、元彼も見そうなTwitterやFacebookといったSNSで別の誰かとバレンタインを楽しんでる様子を投稿するのをオススメします。
義理のバレンタインにする場合
元カレに義理バレンタインを渡す場合、元彼と仲良くなりたいのであれば「話題になるもの」をプレゼントするのがオススメです。
例えば元彼やあなたの周りで話題になっているプレゼントや、テレビや雑誌で有名なものをプレゼントするのがよいでしょう。
しかし、それも高額になってしまうと一気に重みが増しますから、出来る限り安価で用意できるものにしてください。
ホワイトデーをイメージしてみると分かりやすい
「元彼との距離がどれくらいなのかは自分じゃ分かりにくい・・・」
「連絡が出来たりできなかったり、でも会えば優しかったりで彼の気持ちが分からない・・・」
こんな風に元彼との関係性に悩んでいるようであれば、ホワイトデーをイメージしてみましょう。
バレンタインのお返しの日であるホワイトデー。
この日はバレンタインとは逆に、男性が女性にバレンタインのお返しをすることで気持ちを伝える日です。
本命には本命の気持ちを、義理には義理の気持ちを、気持ちがないのなら本命に義理の気持ちをお返しするような日になるでしょう。
そこで、元彼のことを一番よく知っているあなたが、
と想像してみてください。
「イベント好きな彼だから、ホワイトデーにはお店の予約とかまでしていろいろしてくれそう」
「元彼っていざという時に頑張れない人だから、ホワイトデーはスルーされるかも・・・」
などなど、どんなイメージになっても構いません。
「女の勘は鋭い」といわれるように、元彼のことをよく分かっているのなら大体その想像は当たります。
ですので、そのイメージから『どんなバレンタインの渡し方にすれば元彼と同じ気持ちの重さになるのか』を考え、元彼と気持ちの差が出ないようなバレンタインの渡し方をしてあげましょう。
ここでポイントなのは、そのホワイトデーのイメージに「あなたの願望」を織り交ぜないことです。
「雑誌にあるようなホワイトデーの過ごし方ができたらステキだな」
など、あなたの願望を織り交ぜてしまうと、それは想像ではなく”妄想”になってしまいます。
人の数だけ、バレンタインの渡し方がある
今回は振られた後にバレンタインを私た方がいいかどうかをご説明しました。
いろんなケースのご紹介をしましたが、一番大事なのは「元彼の気持ちに合わせたバレンタインの渡し方をするのが一番仲良くなれる」ということです。
人の数だけいろんな思いがあります。
人の数だけカップルがあり、カップルの数だけ付き合い方や別れた後の状況があります。
元カレの態度や気持ちをしっかり考えながら、元彼との仲が進展するような渡し方をしてください。
また「バレンタインに復縁」た「振られた後に復縁したい」の記事も是非ご覧ください。