信頼関係を作った伴侶との別れは、どんな離婚理由があったにしても辛いものがあります。
たくさんの思い出がある相手だからこそ、復縁したくても難しく感じてしまうかもしれません。
特に離婚した夫婦が復縁をしたくて悩むことと言えば、
- 嫌われてしまってどうにもアプローチできない
- すでに相手が他の人と結ばれそう
こういった問題が多いと思います。
一般的にこういった問題があると復縁は難しくなりがちなので、復縁を諦めた方がいいと考えてしまう方が多い傾向があるのです。
ですが、「諦めよう」と思って諦めるなら誰も悩むことはありません。
諦めたくても諦められない、何か状況を変えられる一手がないかと思い悩んでこの記事にたどり着いた方が多いのではないでしょうか。
こうして悩んでいる方にオススメしたいのは、
【冷却期間を持つこと】
と
【関係修復のきっかけを掴むこと】
この2つです。
特に女性の場合、別れた相手との連絡が取れない時間が不安すぎてなかなか冷却期間を取れなかったり、アプローチをかけるべききっかけを間違っていることが多くあります。
怒っている相手にいくら話しかけてもスルーされやすいですし、相手が忙しいときにデートに誘っても断られるのは当たり前です。
こんな風に物事には何事にも時間とタイミングが重要なポイントですし、復縁においてもそれは例外ではありません。
そこでこの記事では、離婚から復縁再婚するための冷却期間と修復のきっかけ10つをご紹介します!
【ヘッドライン】
復縁再婚するための冷却期間
冷却期間といえば元旦那さんへ必要以上の連絡をしなかったり、デートに誘わないといった事務的な接し方しか出来ない期間になります。
機械的な関係になるのでその分気持ちも離れやすく、不安に感じる人も多いはずです。
ですが、復縁再婚をするためにはこれくらいの方がちょうど良いと考えましょう。
そもそも、離婚した相手との再婚をするためには、
「離婚だ離婚だ!!」
といった盛り上がったネガティブな気持ちを落ち着かせる必要があります。
人は嫌なことがあっても時間が経つにつれてその時の記憶が薄れて嫌な気持ちを忘れさせていくものですから、冷却期間を通してあなたへのネガティブな気持ちを薄れさせることが必要なのです。
ただし、元旦那さんが浮気をしたことが原因で離婚していたり、元旦那さんの身近に女性の存在がある場合には悠長にはしていられません。
放っておくとそのまま別の人と結ばれて取り返しがつかなくなる可能性があるためです。
ですので、復縁再婚を目指すための冷却期間としては、
- 冷却期間中でもきっかけを作って連絡はする
- 全く連絡をしない冷却期間をとる場合でも、最長3ヶ月未満に収める
- なるべく連絡よりも会うことを目的とする(連絡が多いとそれに慣れてしまうため)
- お互いの実家、共通の友人などからあなたの変化が伝わるように働きかける(可能であれば復縁の協力も依頼する)
- 冷却期間中の自分磨きは忘れない
こういったテクニックが必要になります。
基本はあなたからの必要以上の連絡は避け、ダイエットや離婚のときに言われた理由を改善するといった自分磨きを行う。
その様子をお互いの実家にも伝わるようにして間接的に元旦那さんにも伝わるように働きかける。
連絡が必要な用事が出来たら、それをきっかけに会う方向に持っていく。
こういった冷却期間の過ごし方が理想的です。
復縁再婚するための修復のきっかけ10つ
復縁再婚をするための修復のきっかけは、お二人の関係性や離婚の理由によって様々です。
今回はその中でも実際に復縁再婚が出来た夫婦がきっかけにしたことや、効果的な修復のきっかけに絞ってご紹介します!
身内、共通の知人の冠婚葬祭
大人になれば避けて通れない冠婚葬祭は、お二人が距離を縮めるのにとても効果的なきっかけの一つです。
特に不幸ごとに関しては自分の復縁のために活用するのに罪悪感があるかもしれません。
ですが、かといってご縁があった方のお葬式をスルーすることの方が不自然で失礼に当たります。
ですからここは、
というスタンスで元旦那さんに声をかけていきましょう。
別れた今では他人でも、もとはといえば「家族」として一緒にいた間柄です。
実際に離婚した元夫婦が冠婚葬祭の場では二人一緒に参列するというのは不自然なことではありませんので、積極的に声をかけることをオススメします。
ただし結婚式の場合、離婚した夫婦が参列することを「縁起が悪い」と避けたがる人もいる傾向がありますから、お祝いだけ元旦那さんとの連名で送るといったアレンジ方法も考えていきましょう。
肝心なのは、あなたが元旦那さんと二人で何かに参加したり、何かを送ったりするという共同作業を行うことになります。
自分たちも経験した最高に幸せな瞬間である結婚式。
そして、自分たちにも必ず訪れる人生最後の瞬間。
そういった機会を第三者として見つめていると、
「幸せそうだな」
「自分の人生の終わりにも、こんな風にたくさんの人に見送ってもらえるだろうか」
こういった気持ちが湧き上がってきます。
子どものこと
お二人にお子さんがいる場合、やはり離婚後もお子さんとのことに関しては必ず連絡を取り合うはずです。
もしあなたに親権がある場合には、積極的にお子さんの近況報告をしてあげたり、基旦那さんに合わせてあげるチャンスを作っていきましょう。
特に効果的なのは、近況報告をする時に
- 写真
- 動画
この2つのどちらかを送ることです。
言葉だけでなく映像にしてお子さんの姿を見せることでより強く「会いたい」という気持ちを思い出させることができますし、その後の連絡でも「この前送った動画の続きだよ」と話を繋げることが出来るので、連絡も盛り上がりやすくなります。
ただし連絡だけで済ませてしまってはもったいないですから、惜しいところで動画を止めるといったちょっとした意地悪も時には必要でしょう。
また、冷却期間のところでもお話しましたが、復縁再婚のポイントは会うことにあります。
ですのでたまには、
ときっかけを作り、家族で出かけるチャンスをゲットしましょう。
お互いの両親のこと
お二人離婚したとしても、お互いの両親までもが完全に他人になるということはめったにないかと思います。
やっぱり一度ご縁があった関係ですから、そう簡単に他人になることなんて出来ません。
ですから、
- 「うちの両親が心配しているんだけど、何て言っておいたらいいかな?」と聞く
- 「この前見かけたとき腰を抑えていたけど、お義母さん具合悪いの?」と気にかける
- 「悪いんだけどこれお義父さんたちに伝言頼める?」と仲介役を依頼する
このようなきっかけから連絡したり、会うように働きかけていきましょう。
季節の変わり目
男性が「復縁したいな」と思うきっかけの一つに、
というものがあります。
季節の変わり目は体調を崩しやすいものです。
そういったタイミングには
「子どもがインフルにかかっちゃったんだけど、そっちは体調大丈夫?」
「お義母さんから風邪引いたって聞いたけど調子どう?」
と声をかけましょう。
もしそれに反応をもらえたら、看病をしに行くのもお勧めです。
お互いの誕生日前後
一年に一度の大切な日は、いくつになっても特別な日です。
特に離婚までに一度でもお互いの誕生日を迎えていたのであれば、
と過去を思って懐かしい気持ちになっているものですから、ぜひ何かしらのアクションは起こすべきです。
もし元旦那さんの住所を知っているようであれば、思い切って元旦那さんの家にいきなりプレゼントを送るのも良いでしょう。
ただし、これはあくまで関係がある程度良好になっている状況の時だけで、
- 離婚してすぐ
- 元旦那さんに女性の影がある
- 普段からあなたの連絡を無視する
こういった状況の場合はお祝いのメールから始めるようにしてください。
元旦那さんの転機
ここで言う転機とは、
- 昇進、異動、転勤などがあるタイミング
- 以前から聞いていたイベントやお仕事が片付くタイミング(元旦那さん側の身内の結婚など)
こういったものになります。
このような人生においても大きなイベントの時には、誰かに話を聞いて欲しかったり、傍にいて欲しいと思うものです。
そこでタイミングよくもと家族であるあなたが現れることで、昔の好(よしみ)でもあることから心を開いて話をしてくれやすくなります。
男性は自分のことを肯定してくれる女性には好意を持ちますし、それが元妻なのであれば
と見直してくれるきっかけにもなります。
理解者として話を聞き入れてあげましょう。
地域のお祭、イベント
元旦那さんと住まいが近いのであれば、地域のイベントも復縁再婚のきっかけになります。
偶然イベントで会えたのならなお運命的ですが、さすがに人が多く集まるところで偶然会うのはなかなか難しいことですので、それはあくまで「出来たらいいな」ぐらいの気軽なスタンスでいましょう。
お子さんがいれば「子どもが行きたがっているから連れて行ってあげて欲しい」とお願いできますし、もしお子さんがいなくても、
- イベントで共通の知人を見かけたという話題
- 元旦那さんを誘う(もしくは友人経由で誘ってもらう)
このように連絡したり会えるきっかけにすることが出来ます。
お金のこと
離婚をしたあと、現実的な問題として一番壁になりやすいのがお金の問題です。
とくに専業主婦だった場合、これまでは元旦那さんの収入に頼っていたわけですから、人によっては離婚後すぐに生活が不安定になってしまうこともあるでしょう。
そんな時は大体が自分の家族に頼ることになると思いますが、ここで元旦那さんに頼るのも一つの手です。
その場合は慰謝料や養育費といった離婚に絡むお金についての連絡になりやすく、催促しているようで罪悪感を持ってしまうこともあるかもしれません。
そこで復縁再婚のためのプラスアルファとして、お礼を提案します!
お金の援助をしてもらう、その代わりに家の掃除をしてあげる。
料理
先ほどのお金のきっかけとも絡んだ内容になります。
これも男性が離婚した妻と再婚したいと思うきっかけの一つなのですが、
「働きながら自分ひとりで家事までするのが大変」
という意見があります。
仕事が忙しく家事が全く出来ないなど、一人では生活がなり立たない男性から多く聞くことが出来た意見です。
こんな風に思う男性が一番ありがたみを感じるのが「料理」なのです。
よく『男は胃袋をつかめ』と言われるように、記憶や心だけではなく、胃袋や口といった体そのものも虜にすることで、意中の男性を射止めることができます。
特に離婚したあとは不便さを良く知っているので、また手作り料理を食べさせてもらえることに大きな感動をするものです。
そこで、
- 「子どもが実習で作ったお菓子もらってあげて」と誘う(ついでにおかずを差し入れる)
- 「作りすぎた(もらいすぎた)から食べて欲しい」とお願いする
- 元旦那さんが帰る前に義実家に手料理を置いてくる
このように手料理を食べてもらうきっかけを作りましょう。
元旦那さんがきちんとしている人ならお礼や感想の連絡をくれるでしょうから、そこから少しずつ距離を縮めていくのです。
離婚手続きに関することは実はNG
最後に絶対に避けるべきNGなきっかけをご紹介します。
それがこの離婚手続きに関することです。
普通のカップルとは違い、夫婦が離婚をするときにはいろんな手続きが必要になります。
場合によっては慰謝料などお金のやり取りも必要になることもあるでしょう。
一見すると事務的な話題なのできっかけにしやすいかと思いがちなのですが、
【離婚手続きをしている段階=一番離婚についての意志が固い段階】
こんな風に、復縁には難しい段階なのだと心得てください。
頑なになっている相手の気持ちを無理にこじ開けようとすると余計にこじれてしまいます。
それよりも、離婚手続きの段階で言うとおりにスムーズにことを進めていったほうが、元旦那さんには
「なんだかあっけなくて、少し寂しいな」
と思わせることができ、その後の関係が良好になります。
最後に
離婚した夫婦が再婚をするためには、冷却期間ときっかけが大切です。
それは分かっていても、どうしても焦る気持ちが消えない人もいることでしょう。
しかし実際に復縁婚をしている人はこうしてじっくり期を待って的確なアクションを起こしているものです。
本気で復縁再婚をしたいのであれば参考にしてみてはいかがでしょうか。
また離婚問題で悩んでいるなら、セックスレスでカップルや夫婦が離婚や別れる理由5つと離婚を後悔。離婚後に復縁したい時の手順とポイントも合わせてご覧ください。