彼に「友達に戻ろう」と言われたことはありますか?
ハッキリと「もう嫌いだ」と言われたのなら踏ん切りがつくかもしれないけど、「友達に戻ろう」と言われると、彼の気持ちが分からなくて心配になってしまう事もあると思います。
なぜ「嫌い」と言わないのか?なぜ縁を切るのではなく「友達に戻る」なのか?
彼の本心を知ることは、彼の気持ちを理解し、その気持ちを取りもどすことが出来るということでもあります。
そこでこの記事では、「やっぱり友達に戻ろう」という彼の本音と、その本音を踏まえた上での復縁方法をご紹介します。
【ヘッドライン】
「やっぱり友達に戻ろう」という彼の本音
彼が友達に戻ろうというのは、言ってしまえば体のいい『嘘』です。
その言葉の裏には、彼の本音が隠されています。
その本音は、おおむねこれからご紹介する3つに分かれています。
自分が悪者になりたくない
実は男性が「友達に戻ろう」という理由の一番の理由が、この男性の自衛意識です。
あなたに必要以上に嫌われたくない、自分が悪者になりたくない、そう考えたときにも、男性は本音を隠してしまいます。
男性は女性よりも「後味のよさ」を気にします。
「立つ鳥跡を濁さず」のことわざの通り、何か物事を終わらせるときには、きれいな形で終わらせようと考えるのです。
それは、そうして後腐れなく別れたほうが自分の評価が下がらないからという、男性特有の常プライドが影響しています。
また、男性は別れた元カノのことを徐々に美化していく傾向があります。
その男性のクセも、元を辿れば「いい女だったな・・・」と女性を認めているというよりは、
「俺は他のやつが経験してない、あんな付き合いができた」
という、自己承認欲求を満たすためのクセだともいわれています。
共通の友人がいたり、社内恋愛をしていた男性には、特にこの傾向が多く見られます。
とにかくスムーズに別れたい
男性は面倒ごとが嫌いです。
「いや、女性でも面倒なことは嫌いだから」と思うと思いますが、女性が許せる面倒くささと、男性が許せる面倒くささには大きな差があります。
例えば、女性は別れ話をする時に、相手が反論をしてきたらきちんと相手と話し合いをして、お互いが納得できる決着がつくように話に折り合いをつけることができます。
しかし、男性にはそれができないのです。
話し合いそのものが面倒くさい、そもそも自分の考えが及ばない女性の感情論を聞くのが面倒くさい、もう冷めたって言ってるんだからそれでいいじゃん。と、自分の意見を押し通そうとしたい気持ちでいっぱいになっています。
彼と話し合いたいのに、半ば強引に話を終わらせられたということに思い当たりがあるのではないでしょうか。
また、別れ際に泣いてしまうといった女性の感情的な行動も、男性からすれば”面倒くさい”に分類されてしまうのです。
本当は、「他に好きな人が出来た」という理由なのに、それを言えばあなたが怒ってしまい、面倒になりそうだという考えから、
お互いのためにも、やっぱり友達に戻った方が良いと思う」
とボカしてきます。
本当の理由を隠して一発で別れを受け入れてもらえるような理由にしたり、ヒステリーを起こされないような理由にしてしまった方が、男性としては気楽なのです。
本当の別れの理由を言っても、納得してもらえないから
最後の本音は、本当の別れの理由を言っても、納得してもらえないからです。
別れを切り出す男性の目的は、「別れに同意してもらうこと」といえます。
正直なところ、話し合いで解決しようとする気なども毛頭なく、別れを切り出した時点でほとんどの男性はもう別れることに心を決めているのです。
ですので、いかに嫌な思いをせずにスムーズに別れるか、が焦点となっているので、男性はすんなり納得してもらえるように理由を考えます。
別れに同意してもらうには相手が納得できる理由を伝えるのが一番ですが、実際に別れたくなる動機は、「冷めた」とか「なんか違う」というような、かなりふんわりしているものが多いものなのです。
しかし、
「どうも違う感じがするから別れよう」
と伝えて、納得する人はいません。
ですから、相手(あなた)が納得するであろう「友達に戻る」という言葉で別れを告げるのです。
「やっぱり友達に戻ろう」という彼との復縁方法
先にご紹介した元カレの本音を理解したら分かっていただけると思いますが、「友達に戻ろう」という彼との復縁では、
- 彼に被害者意識を持たせない
- 彼に「面倒な女」だと思わせない
- 彼の理解者になる
この3つが重要になります。
こちらを踏まえ、元カレとの復縁を目指して行きましょう。
彼に被害者意識を持たせない
「自分が振られたのに彼が被害者意識を持つ意味が分からない」と思う人も多いと思います。
でも、彼は彼なりに、あなたを振ったこと、傷つけたことに罪悪感を持っているのは事実です。
ですから、
- 彼に振られて落ち込んでいる姿を見せる
- SNSに振られたことを書き込む
- 共通の友人に落ち込んでいる姿を見せる
- 精神的に不安定になってしまう
こういったことをしてしまうと、彼の罪悪感を余計に刺激してしまいます。
傷ついたことを露骨に表現してしまえば、
「僕がいると(あなた)がダメになる」
こんな風に思い込んでしまって、連絡もロクにできなくなったり、二人で会うこともできなくなったり、会ってもそっけない態度を取ったりと距離を取られてしまうのです。
こうしてみると彼はとても自分本位に見えますが、復縁をしたいのなら、こういったちょっと理不尽な部分も受け入れるくらいの覚悟はいるということは覚えておいた方がいいでしょう。
もちろん、彼の被害者意識を刺激しなければ言いだけですから、落ち込んだことがバレても「別のことで落ち込んでるだけだよ」と誤魔化してしまうことも出来るでしょう。
また、「確かに別れて落ち込んだけど、一時的なことだから気にしないで!」と前向きに伝えるのもお勧めです。
元彼に素直に「あなたのせいで落ち込んでいる」と言う人は早々いないと思いますが、雰囲気や態度で感じ取られてしまっても同じ結果になってしまいますので気をつけましょう。
いろんな事情があって別れてしまったという事実はありますが、彼はあなた以上に傷つきやすい心の持ち主かもしれませんから、対応には十分気をつけてあげましょう。
彼に「面倒な女」だと思わせない
彼に「面倒な女」と思わせないためには、彼に依存しない、自立した女性になることが一番です。
例えば元カレから返事がないからといって感情的になったり、「友達に戻る」という話を受け入れたのに会うたびに好き好きアピールをしてしまうようでは、元カレには「面倒な人だな」と思われてしまっても仕方がありません。
どうしてもこうして面倒な女性になってしまうのは、元カレ・そして恋愛のことしか頭にないからです。
このままの状態を放置しておくと更に辛くなり、結果的にカレに迷惑をかけてしまうことにもなりかねません。
ですので彼自身や、恋愛そのものを忘れることも試していきましょう。
まずはちょっと散歩に出たり、お茶をしたりといった小さなことで結構です。
今いる場所から動き、少しでも環境を変え、自分の精神面に新しい風を吹き込むことで、不思議と少しずつすっきりしてきます。
そして、そこから少しずつハマれるものを探していきましょう。
例えば、
- 散歩からウォーキング、ジョギングへとシフトしてダイエットをする
- 新しい習い事を始めてみる
- 仕事に打ち込む
など、今まで試してなかったことに挑戦していきましょう。
こういった意識を逸らすための行動はあなた自身の成長にも繋がりますし、場合によっては元カレと一緒に出来る趣味になって楽しく過ごせるようになるかもしれません。
もし一緒にできなくても、
- 会話のネタ
- メールやLINEで話すネタ
- SNSにアップして元彼に見直すきっかけを与える
このように、復縁にはかなりプラスに働きます。
恋愛以外のことに目を向けたり、新しいことを始めるというのは、知識量が増えるので人としての成長が見込めるのです。
彼の理解者になる
彼に理解を示すということは、彼のスペシャリストになるということでもあります。
共通の趣味が無い、コミュニケーションの相性が悪い、会話のテンポが合わない、食事や笑いの好みが違う、金遣いが荒いなど、 相性が食い違いすぎて、付き合ってから徐々にすれ違いが大きくなってしまった場合も、男性は別れを考えるようになります。
ただしそれをさらに突き詰めると、
という「歩み寄りのなさ」を感じ、孤独感に繋がってしまうことが根本の原因だったりします。
もちろん趣味には合う、合わないがありますから、共感をする必要はありません。
ただ、先ほどお話したように、せめて興味を持とうとする姿勢くらいは見せるべきでしょう。
それが「理解者になる」ということです。
復縁を目指したいのであれば、
などと切り出し、そこから元彼にアドバイスを求めるように働きかけていくのも良いでしょう。
このケースはキッカケさえ作ればその後の連絡も続きやすく、その趣味を口実にすれば復縁のチャンスが作りやすいものですから、思い当たる節がある人は試してみることをオススメします。
また、メールや電話で連絡をするときは、彼が好きな話題を振ってあげましょう。
あなた自身が彼の好きなものを事前に調べておいたり、何かしら相手が喜ぶような情報を教えてあげて交流を深めると、
「あー、やっぱ僕のこと分かってるな」
とあなたを見直すきっかけにもなります。
内容はテレビの話題でも、彼の趣味の話題でも、芸能人の話でも何でもOKです。
話がつながりやすいようなものを考えてみましょう。
付き合っているときはあまり連絡する時の話題をどうするかなんて考えたこともないかもしれませんが、別れてしまった後はこうして考えてからでないと連絡しにくいが現実です。
しかし、「別れたのにこんな連絡して良いのかな」と悩む必要がないのが、この彼の趣味の話でもあります。
普段、あなたは中の良いお友達とどんな話をしますか?
お互いよく知っている話であったり、それぞれが好きなものの話題であったりするはずです。
彼が「友達に戻ろう」と言った言葉の通り、仲の良い友達として不自然ではない連絡が出来る話題ともなりますので、ぜひ実践していきましょう。
そして、彼が好きな話を提供したら、今度はあなたから
私は××が好きだったから、今度○○もみてみようかな☆」
と、自分の価値観を共有しながら、彼の価値観を受け入れるような表現をしてあげましょう。
そして、それを別の話題にして繰り返します。
こうして彼があなたの好きなものを理解すれば、別れたときには話せなかったような自分の個性をわかってもらえることでしょう。
それによってお互いに新しい自分を発見して別れる前より純粋に楽しい時間を共有できる関係になれるはずです。
彼の意に沿った関係を維持して復縁を目指す
「やっぱり友達の戻ろう」というような彼との復縁の場合、小悪魔テクニックやちょっと強引なテクニックは通用しません。
最初の方でもお話したように、こういった別れ方を提案してくる彼は繊細な心の持ち主ですから、できるだけ彼のいに沿った関係を維持し、その中で少しずつあなたの魅力をアピールしていくのがセオリーになります。
好きなのに友達としてしか接していられない、というのは、時にありがたく、時に寂しいものだと思います。
ですが、中には別れた彼と絶縁関係になってしまう人もいるのです。
どんなにキツくても「自分には彼と接点が持てる」という、彼が別れ際にくれた最後の「友達」という関係のプレゼントを生かし、復縁を目指して行きましょう。
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