- 急に連絡が取れなくなった
- 気付けばお互いに連絡しなくなっていた
など、カップルが付き合っていて意外と多い別れの理由がこの自然消滅です。
そもそも別れたと言えるのか？
彼はどんな風に思っているのか？
分からないことだらけで、放置された方としてはとてもモヤモヤすると思います。
ハッキリとした別れの言葉もないままに、自然消滅で終わってしまった恋なら忘れたくても忘れられないのは当然です。
そんな彼と復縁したいのなら、これからご紹介する「自然消滅の理由や心理」を参考にしてみてください。
【ヘッドライン】
自然消滅には二つのパターンがある
一言で自然消滅と言っても、二つのパターンがあるのをご存知ですか？
一つは、カレもあなたと別れた気でいる自然消滅。
もう一つは、実はカレは別れた気ではおらず、あなたが自然消滅と思っているパターンです。
彼も別れた気でいるというのは、大体が連絡をとっても無視をするといった音信不通もセットになっていることがあります。
また、大体は連絡が来なくなる直前に喧嘩をしたといった「原因」が思い当たることが多いので、その原因がない場合や元カレが隠している場合を除き、何となく元カレの心理は分かるはずです。
もう一つのパターンの場合は、そもそもカレは別れた気でいるのかどうかも曖昧なため、あなたも不安が増してしまいます。
カレからしばらく連絡が来ない、連絡をしても返事がなかったり露骨にそっけない、そういった環境だと彼の気持ちを聞きたくても聞けません。
今回はその二つのパターンそれぞれの理由や心理をご紹介していきます。
元カレも別れた気でいるパターン
このパターンは、元彼が何らかの理由であなたとの自然消滅を狙い、わざと音信不通にしたりそっけなくしている状態です。
とはいえ、ハッキリと言葉で「別れる」と言われていないのであれば、まだ復縁のチャンスは大いにあります。
一般的にも別れているかどうなのか曖昧なラインですから、今でもあなたが彼女としてカレに関わってもなんらおかしいことはありませんし、そう考えれば出来ることもたくさんあることに気付けるのではないでしょうか。
元カレなりの優しさのつもり
世の中には、あえてハッキリと別れず、徐々にフェードアウトすることが相手を傷つけない優しさになると考える男性もいます。
元彼がそんな考えの持ち主だった場合、それが自然消滅の原因になっている可能性が高いです。
元カレの中で別れが決定しているので復縁は難しいように考えるかもしれませんが、要は「言わない方が辛い」と理解させれば、まずハッキリと別れを言われる機会が訪れるはずです。
その時になぜ別れようと思ったのかの理由を聞き出したり、チャンスをもらえるようにお願いしたりして、復縁のきっかけを掴みましょう。
新しい恋人が出来た
どんなに付き合っているときにラブラブカップルだったとしても、人の感情は常に変わってしまうもの。
あまり考えたくはないと思いますが、元彼が知らないうちにあなたとは違う新しい彼女が出来た場合、自然消滅を狙いやすくなります。
なぜ新しい彼女が出来ると自然消滅になりやすいのかというと、
- 自分の非を責められたくない
- 新しい彼女に迷惑を賭けたくない
といったとても身勝手な思いがあるためです。
また、男性が同時進行が苦手な傾向があります。
女性はテレビを見ながら掃除をしたりといろんなことを同時進行ですることができますが、男性は一本集中型なので、気持ちが一つに傾くとその方しか見えなくなってしまいます。
「でも、元カレはそんな惚れやすい人じゃないし・・・」と思うかもしれませんが、そういった一途な人こそ「自分の周りにいる女性に優しくして軒並みキープする」という不誠実なことが出来ないので、つい新しく惚れてしまった女性のほうに意識を集中させ、あなたのことが後回しになってしまうのです。
ですが、これは子どもがおもちゃに夢中になるのと同じで、きちんとあなたが帰る場所だということを彼氏に示すことが出来れば、元カレは戻って来てくれます。
それとなく連絡をしてみて、自然に元カレとの関係を修復してしまいましょう。
もともと付き合いが曖昧だった
もともと付き合い始めが曖昧だった場合、
- そもそも付き合っていたのかどうか分からない
↓
- わざわざ離れることを口に出して言うのも何か変じゃないか
と考え、自然消滅をしてしまうことがあります。
- 付き合うときに告白をしていない
- 気持ちを確かめるより先に体の関係を持った
- 元彼は責任から逃げるタイプの人だ
- 二人が付き合っているのを周りの友人や家族が知らない
このどれかに当てはまるようであれば、この理由が元で自然消滅を狙っている可能性が高いので注意しましょう。
連絡が取れない間に散々責められた
素直に言わなきゃ分からない！ということで、自分の気持ちや要求をありのまま伝えた事により、余計に彼氏が連絡しづらくなり、「マジで別れたい」と思わせてしまった可能性もあります。
「ちゃんと言ってくれなきゃ分からないんだけど」
「自然消滅とか卑怯じゃないの？」
こんな風に言いたい気持ちも分かります。
ですが、こんな風に言われて「やっぱり大好き！連絡したい！」と思える男性はいません。
ただでさえ彼氏もハッキリ別れを告げなかったことで罪悪感を持っている訳ですから、連絡するなら責めるよりも受け止める連絡だったり、「ちゃんと向き合おう」と思わせる内容にしてあげましょう。
別れ話でもめたくない
連絡を断って自然消滅したがる男性のほとんどはこの心理状態でしょう。
彼は実は、なんらかの理由であなたと別れたいと思っています。
でも自分から「別れよう」と切り出せば、あなたに「どうして！？」と責められることが目に見えているのです。
それがイヤで自然消滅という道を選ぼうとしています。
この場合はとにかく話し合わなければどうにもなりません。
直前に決定的な喧嘩をした
喧嘩をしてしまって感情が収まっていない場合、
と元彼が思ってしまい、そのまま自然消滅となることもあります。
もちろん喧嘩の理由によって対処方法は様々ではありますが、全てに共通して言えるのは、あなたから謝ってしまうことです。
もしあなたに非がないなら納得いかないかもしれませんが、「ごめんなさい」と一言伝えるだけで、元カレの怒りを沈め、復縁の糸口をつかめるようになります。
どちらともが意地を張っていては、解決するものも解決しないのです。
ただし、漠然と「ごめんなさい」と言ってもぶっきらぼうな印象になってしまいますから、
「大人げないことしてごめん」
とほんのちょっとでも理由をつけておくと、一気にあなたが大人になったような印象を受けるので、彼氏も歩み寄りたくなっていくでしょう。
自然消滅以前に、もう別れたつもりでいる
先ほどの喧嘩のケースとも近しいのですが、
- 喧嘩をした
- 元カレの中で何か決定的なことがあった
- あなたが理解していないだけで、元カレ的には別れの言葉を言ったつもりでいる
こういった状況にある場合、元彼はすでに正式な意味で別れていて、だからあなたに連絡をしないということも考えられます。
このパターンで厄介なのは、彼氏はもう終わったいる気でいるので何をしても響かず、返事を貰えない可能性が高い事です。
言わば彼は「逃げ」の姿勢になっている、酷くズルい状態といえるでしょう。
こういった状況になった場合は、これまでとは違う手段でのアプローチが物を言います。
- メールではなくて電話をしてみる
- 共通の友人から連絡をしてもらう
- 通りがかりを装って会いに行く
こんな風に、あなたからの連絡だけにこだわらないアクションも検討していきましょう。
すでに逃げの姿勢になっている彼を更に追いかけたり、彼女ヅラで近づこうとすると、
と思われ、さらにすれ違いの溝は深くなってしまいます。
言いたいことは山ほど出来てしまうと思いますが、ここで感情的にならないのが逃げの姿勢になっている元カレとの復縁のポイントです。
何かのきっかけでドン引きした
『元カレが「別れたい」と思うようなことをしてしまった』という場合、恐怖心や「こんな人ともう関わりたくない」という思いから、あえて自然消滅の道を選んでいるケースも考えられます。
つまり、元カレはあなたに「（あなた）さんはこういうところがある人だ」といったように、あなたに対してマイナスなイメージをもってしまっていて、それが元彼にとっては「もう二度と関わりたくないない人の条件」に当てはまってしまっているのです。
たとえば、
- 元彼に依存してしまった→「別れてからもしつこくされるんじゃないか」
- 元カレの男友達と親しくした→「自分の友達にも色目を使う人なのかもしれない」
- 責めてしまった→「ヒステリックなところが怖い」
- 元カレにはない習慣がある→「自分とは生活スタイルが違いすぎるし、そんなことをする意味が分からない」
こういった具合です。
そんなマイナスイメージからあなたに対して嫌悪感を持ち、警戒しているので、ハッキリと別れを告げることにすら恐怖を覚えてしまっているのでしょう。
価値観や習慣の違いというのは、恋人関係だけではなくどんな人間関係でも起こります。
また、そのほとんどのすれ違いはわざとすれ違おうとしたわけではなくて、どちらかが無意識にやっていることに対してドン引きされてしまうので、当事者でもなかなか気付きにくいものなのです。
ですので、あなたも自分だけで考えずに、周りの人に自分の価値観や習慣、何か思い当たることを「これどう思う？」と確認し、客観的な意見を勉強するようにしましょう。
あなたが自然消滅と思っているパターン
このパターンの場合、元彼はあなたとはまだ別れた気でいるとは限りません。
つまりは、あなたが動き出すことが出来れば簡単に今までどおりの二人に戻れる状況とも言えます。
しかし、あなたが「もう自然消滅したのかな」と諦めてしまえばそこで二人の関係が簡単に終わってしまいますので注意しましょう。
体調が悪い
いくら丈夫な体をしていたって、体調を崩してしまう時は崩してしまいます。
特に気を付けたいのが梅雨や冬や、天候の悪い日が続く時に起こる季節性情動障害と呼ばれる心疾患です。
これは太陽が出る時間が短くなることで、うつに似た症状が起こってしまうという精神に作用するものです。
うつっぽくなれば、恋愛する元気もなくなってしまいます。
それでカレはあなたへ連絡できなかったり、そっけない態度になってしまう可能性もあるのです。
特にうつの場合は数ヶ月単位でこういった症状が続きますし、ストレスの原因がなくならなければ、時間を追うごとに酷くなってしまうので、自然消滅と勘違いされてしまいやすい傾向があります。
もしかしたら、カレはあなたにもSOSを出しているかもしれませんので、注意深く取り扱いましょう。
一人倦怠期が来ただけ
以前よりメールや電話の回数が明らかに減ったからといって、必ずしも彼が自然消滅を狙っているとは限りません。
もしかしたら、彼は「ひとり倦怠期」に入ってしまったのかもしれないからです。
長く付き合っているカップルだと起きやすいパターンで、彼氏はあなたの事がまだ好きだし、信頼も失ってはいません。
ですが、だからこそ
「返事しなくても、これくらいでいちいち騒がないだろう」
と思い込んでしまっている可能性があります。
人にもよりますが、もともと男性は女性に比べてマメに電話やメールをするのが億劫という人が多いのです。
倦怠期は、二人が同じタイミングで感じるものとは限りません。
つきあい初めのうちは彼も気分が盛り上がり、あるいはあなたに合わせてメールや電話のやりとりをしていまたかもしれませんが、交際期間も安定期を迎えると、いわゆる「マンネリ」期間に入ります。
彼は特にあなたに対して不満を持ってはいないものの、純粋にひとりの時間を大切にしたいという心理状態となっているのかもしれません。
早合点しないことが大事
自然消滅の理由はこんなにもたくさんあります。
また、カレもが別れたつもりでいるケース、そうでないケースもあり、いろんなパターンが考えられるので、
と早合点してしまうのが一番危ないのです。
本気で彼とヨリを戻し、以前のように仲良くなりたいのであれば、まずは冷静に事態を見つめ、彼の心を分析してから行動を起こすようにしましょう。
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