カップルが別れる原因としての必ず挙げられるのが価値観の違いです。
そして、復縁が叶わない理由としてもっとも多いのも、価値観の違いと言われています。
生まれ育った環境が違えば価値観に相違ができてしまうのは当然のことですが、その差を埋められない、もしくは合わせようとする努力ができないと、
- 何をしても合わないと思われる
- 一緒にいても楽しくないと思われる
- 生きる世界が違うと思われる
こんな風に、共に歩むべきパートナーとして考えられない、マイナスの印象を持たれてしまいます。
でも、価値観が違うからこそ勉強になる部分や尊敬できる部分があり、そんな一面に惚れ込んで復縁したいと思うことだってあるものです。
今回はそんな「合わない!」と思わせないように価値観の違いを埋め、復縁するポイントをご紹介します。
【ヘッドライン】
自分の価値観を人に理解してもらおうとしない
育ってきた環境が違う、お互いの歩んできた道のりが違うのは当然だと思っていても、どうしてその違いを譲り合うことができないのでしょうか。
それは、自分の歩んできた道のりから見つけた、自分なりの基準だからです。
今の自分を構成し、今の生活が満足できるものになっているのなら、「自分の歩んできた道のりが正しかった」と信じて疑いません。
そう思わなければ、今までの自分の人生がなんだったのか不安になってしまいますからね。
だからこそ、そう簡単に譲ったり変えることができないのです。
ですので、価値観は人それぞれであり、中には受け入れてもらないものもあるということを念頭に置き、人に自分の価値観を理解してもらおうとしないように意識しないといけません。
価値観が合わない人と付き合う場合、理解を求めてしまうと永遠に答えは出ませんし、時間の無駄になってしまいますからね。
わざわざ価値観が違う人に「あなたは〇〇だけど、自分は××なんだ」と押し付けるのは、自分から
「我々の価値観は合いませんね」
と見せ付けているのと同じことなのです。
こう考えてみたら、いかに価値観の押し付けがお相手の心を離してしまうのかよく分かるのではないでしょうか。
無理強いをしないこと、そして理解してもらえないからと悲観しないことが、お相手にも「価値観が違う」と実感させないための重要なポイントなのです。
自分は自分、人は人という考えを持ってお付き合いしていくと良いでしょう。
相手の価値観を否定せず、受け入れる
今の自分の生活が充実していれば、自分と違う価値観の人を見ていると、どうしても理解することが難しくなってしまいます。
しかし、価値観には「どちらが正しい」というものはありません。
例えお相手の価値観が自分と違うものだったとしても、そのどちらが正しくどちらが間違っているというものでもありませんから、どちらかの価値観に合わせる必要はないのです。
つまり、自分と違うお相手の価値観を否定する必要もないのだと考えてください。
たとえ相手の価値観を理解出来なくても、そんな考えもあると受け流す、もしくは受け入れ、それぞれの個性を尊重しましょう。
理解はできなくても「そんな考えもあるんだな」とどこか客観的な視点で見ることができれば、お相手を傷つけることも、あなたが嫌な思いをすることもありません。
「普段から相手の価値観を否定しないようにしてるけど・・・」と思う人もいるかもしれません。
そんな人は、
- 人に「頑固だね」「マイペースだね」と言われたことはなかったか
- 自分と価値観の違う意見に否定的な言葉だけでなく、肯定的な言葉を発しているか
- 自分とは違う価値観をもとに行動したことがあるか
- 自分と違う価値観を持つ人がいないところで、合わない価値観を否定していなかったか
こういったところがなかったか考えてみてください。
不思議なものですが、自分では態度に出していないと思っても、人から見ればかなりはっきりと態度に出ているということも結構あるものです。
大切なお相手にそんな態度を感じ取られないように十分に気をつけましょう。
価値観が合わないところではなく、価値観が合うところに目を向ける
どうしても価値観の違いが気になってしまうようであれば、視点を変えてみましょう。
具体的には、
- 自分に辛く当たる職場の人でも、波風を立てないようにいいところを見るようにする
- 恋人と喧嘩をして別れの危機が来ても、好きなところを思い返して思い留める
- 人の悪いところよりもいいところに目を向けて、人の見方を変える
これらと同じように、価値観が合うところを見つけると、合わないところは気にならくなっていきます。
「でも、相手とは価値観が本当に真逆で・・・」と共通点がないように感じるかもしれませんが、本当にそうでしょうか。
これは一つの例ですが、あなたは食事に関しては値段よりも産地や質にこだわりますが、お相手にとっては量が大事で、お腹を満たすことができればそれでいいと考えているとします。
これではスーパーに行ってもレストランに行っても商材やメニューの選び方に差が出てしまい、価値観の違いが明らかです。
しかし、二人とも食事そのものが大好きであると考えれば、そこに関しては二人の価値観は一致していると言えます。
このように細かく見ていけば、意外と二人の価値観が合うところなんてたくさんあるはずなのです。
もともと、価値観というのは合う方が珍しいことであって、その中でもある一部だけ切り取ってみていったら、ますます合うはずがありません。
だからこそ、お相手の価値観にもっといろいろ探りを入れて、自分と合うところをたくさん探すような癖をつけましょう。
これは価値観だけに限らず何事にも言えることですが、その人の一部分だけを見て否定的に考えるよりも、その人のいろんな面を見つめて肯定的に考えた方が人としても魅力です。
こういった視野の広さがあれば
と思えるようになりますし、あなたがこういう視点になることでお相手にも同じように見てもらうこともできるようになります。
世の中に自分と同じ価値観の人はいないと思っておく
先ほどの項目でもお伝えしましたが、基本的に価値観が全く同じ人などいないということは念頭に置いておきましょう。
確かに、世の中を探せば価値観が似ている人は沢山いると思います。
しかし、あくまでもそれはポイント、ポイントで似通っているだけで、全く同じ人は存在しません。
それは同じように育って来たはずの家族でも同じことです。
例えば電車の椅子に座っている時にご年配の方が来たら席を譲りますか?
自分も疲れているし、優先席でないから譲らないという人もいれば、優先席でなくても自分より体が弱い方が目の前にいれば譲るのは当たり前だと思う方もいます。
こんな風に、あなたにとっての「当たり前」が、人にとっては当たり前ではないことは沢山あります。
それを
「そんなことも出来ない相手の価値観(常識)はちょっとおかしいかも」
と思わないように気をつけましょう。
自分の価値観を「世間一般の常識」と考えてしまうと、価値観が合わない人とはトラブルになってしまいやすいので、あくまでも世間一般の常識ではなく何事も自分の価値観として考えるようなれると良いですよ。
あくまでも自分は自分、そして人は人です。
たとえ価値観が違っても、その違う部分に魅力を感じているところもあるでしょうから、心を広く持ち、お相手の価値観を尊重してあげましょう。
こだわりを捨てる
人は、物事に対するこだわりが強ければ強いほど、相手との価値観の違いを受け入れられなくなるという特徴があります。
こだわりがあるからこそ、
「これはこうでないと許せない」
という極端なものの考え方になってしまい、人にもそれを求めるようになってしまうのです、
ですので、どうしても捨てきれないものを除いて物事に対する価値観を捨ててしまいましょう。
とは言っても、「こだわりを捨てる」というのはやろうと思ってもなかなか簡単にできることではないと思います。
頭では分かっていても、体にそのこだわりが染み付いているのでどうしても癖づいてしまうのではないでしょうか。
そこでお勧めしたいのが、
- 視野を広くする
- 勉強をするつもりでいろんなものを試す
- 一つの物事にこだわってしまい、他のことを楽しめないのをもったいないと思うようにする
こんな風に、一つの物事にこだわるのではなくいろんな物事に挑戦してみることです。
何かにこだわりを持つというのは、一つの物事を極められるのでとても素晴らしいことだと思います。
しかし、そのこだわりがあるせいで、まだ知らないものの考え方や、まだ知らない世界を知らないまま過ごしてしまうのはとてももったいないことです。
同じように、価値観の違いもまるでその新しい世界を勉強するような気持ちで知ろうとすれば、「違うことが面白い」と感じるようになります。
当然お相手にも「合わない」と思われることもなくなります。
あらゆることに対してそのような思考になっていけば、価値観の違いでイライラすることはなくなってくるでしょう。
お相手の話の聞き役になる、褒める
価値観が「合わない」と思わせないためには、自分と違う価値観に対しても肯定的になることが大事です。
そのためにするべきことはとてもシンプルです。
それはずばり、
- 相手の話の聞き役になる
- 相手のことを褒める
この二つです。
たとえ自分と違う価値観の話であっても、それを肯定する姿勢を見せれば「価値観が合わない」と思われることはまずありません。
人には誰にでも
- 自分の話を聞いてほしい
- 褒めてほしい
- 認めてほしい
という”承認欲求”というものがあります。
そんな欲求を満たしてくれる人にはとても好意的になるものなのです。
相手の話をしっかり聞き、たとえ自分と違う価値観であってもそれを認めてあげることで、相手にとっての理解者であるとして、そばに居て欲しいと思えるようになってくれるでしょう。
簡単に聞き役になるためには、
- 相槌をしっかり打つ
- 目を見て話を聞く
- 意見を肯定する
このようなポイントを押さえて会話することをオススメします。
いろんな価値観があることを経験しておく
復縁したいお相手と全く価値観が合わないということは、一見するととてもマイナスに感じるかもしれません。
しかし、言い換えれば自分とは違う様々な価値観に触れ、いろんな価値観を勉強することができるというとてもラッキーなこととも言るのです。
なぜなら、普段の生活の中では価値観が違う人とは率先して仲良くなれることがないため、あまりにも違う価値観に触れる機会がありませんからね。
そう考えれば、世の中にはこんなにも色んな考えや世界が広がっていて、その一端に触れる機会が訪れたとポジティブになれるのではないでしょうか。
自分の価値観の中だけで生きていると、とても視野が狭く、頑固になってしまうものです。
価値観が合う人とだけ一緒にいても、楽しい時間は過ごせますが他の価値観を学べないので成長にはなりません。
それは決して悪いことではありませんが、様々な価値観や世界観に触れる事で、自分の可能性をもっと大きく広げることができ、人としても大きく成長することができます。
その成長こそが、あなたが復縁したいと思っているお相手を引きつける魅力になりますよ。
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