女性の恋愛は「上書き保存」なんて言われていますが、新たな恋愛に踏み出しているとは言え、過去の恋愛はそう簡単に忘れる事は出来ないものです。
不誠実だと思われてしまいがちですが、一度は愛した男性なのですから、今彼がいようと、元彼が忘れられないというのも自然な事なんですよ。
失って初めて気付く大切さや、自分の気持ちだってあります。
大切なのは、そんな気持ちに気付いた時に、「どんな選択をするか」ではないでしょうか。
一度きりの人生なのですから、後悔だけはしたくありませんよね。
今回は、「元彼を忘れられないけど、今彼も好き」というあなたの気持ちに気付いた時に、後悔しない選択肢の絞り方についてお話します。
【ヘッドライン】
元彼を忘れられない理由
まず、どうして元彼の事を思い出してしまうのか、忘れる事が出来ないのかを考えて行きましょう。
思い出が多い
元彼との思い出が多い場合、思い出してしまいやすいです。
例えば、今彼とのデートで元彼と一緒に行った場所なんかに行ってしまうと、あなたの脳は無意識に記憶を引っ張り出してきます。
そして、
のようにしみじみと思い出してしまうもの。
元彼に対して、不満の1つや2つはあったでしょう。
でも、思い出というものは時間の経過とともに美化されてしまうものですし、「大雨」というデートとしては最悪のシチュエーションだったとしても
「でも、雨だったから相合傘で、いつもよりもくっつけて雰囲気はよかったんだよな」
のように感じてしまうのです。
また、思い出の品を捨てられない女性は、気持ちも捨てられない傾向があります。
部屋に元彼との思い出の品物が溢れかえっていたり、常に目に見えるところに置いてある場合、元カレを思い出しやすい環境にあるとも言えますし、思い出してしまうのはそのせいかもしれません。
不本意な別れ方をしてしまったから
- 元彼があなた以外の人が好きになって別れに至った
- 喧嘩の勢いで別れてしまった
- 別れたい理由を教えてもらえなかった
- 親の反対で仕方なく別れた
- 元彼の気持ちを確かめたくて、別れを告げてしまった
- 自然消滅した
などなど、お別れを迎えてしまった当時、あなたが彼との別れに納得していなかった場合は思い出しやすいと言えます。
まだ好きなのに別れを迎えてしまったのですから、ふとした時に元彼への気持ちが高まってしまうでしょう。
もし、元カレへの好意を断ち切る為に、新たな恋に踏み出す決意をしたのなら尚更です。
今彼に不満がある
好きだからといって、どんな事でも受け入れられるかといったらそんな事はありませんよね。
むしろ、好きだからこそ許せない事も多くあるでしょう。
大なり小なり、今彼への不満があると、無意識のうちに元彼と比べてしまうものです。
「元彼は車持ってたから、いつも家の前まで送ってくれたのにな」
どんなに小さな事でも、このように考えてしまううちに
と、思うようになってしまうのです。
あなたの選択肢
2人と同時に付き合う事は物質的に出来ても、倫理的、道徳的に許されません。
元彼と今彼、どちらの男性も好きだと思っても、あなたはどちらか1人を選ばなければいけないのです。
となると、あなたが選べる道は
- 今彼を選ぶ
- 元彼を選ぶ
- どちらとも離れる
この3つに必然的に絞られます。
では、どのようにして道を決めれば良いのでしょうか。
あなたが元彼、今彼を想う気持ちはもちろん大切ですし、好意を抱くという事はとても素敵な事なのですが、恋愛は結婚に繋がりますし、それ以上に「将来」を考えないといけません。
ですので、元彼との将来、今彼との将来を想像してみましょう。
どちらの彼と結婚した方が幸せになれそう?
まず、結婚した姿を想像してみましょう。
恋愛と違って、結婚するとなると一緒に過ごす時間も増えますし、共同生活の中でちょっとした価値観の違いから亀裂が生じてしまいやすいです。
ですので、ただ結婚した姿を想像するのではなく、
- 食事の好みは合うか
- 金銭感覚がかけ離れていないか
- 仕事は真面目に取り組んでいるか
のように、具体的な部分まで想像する必要があります。
元彼との結婚生活、今彼との結婚生活を想像し、あなたの理想とする家庭を築けるのはどちらのカレか考えてみましょう。
子育てには協力してくれそう?
最近では、夫婦の時間を大切にするあまり、子どもをもうけないという方も多くなっていますが、いずれは子どもを授かりたいと考える方がほとんどでしょう。
でも、子育ては1人ではできません。
絶対的に周囲の方の、特に旦那さんの協力が必要不可欠です。
ですので、彼が
- 子どもは好きか
- 家事スキルはあるか
- 潔癖過ぎないか
- 出不精ではないか
これらの点を踏まえて、想像してみましょう。
子どもが好きかはもちろんの事、妊娠出産には思いもよらないトラブルがつきものです。
急に入院が決まったり、自宅に居られても絶対安静を貫かなければいけないという場合もあります。
また、出産前後には里帰りする方がほとんどですし、一般的に床上げ(産後3週間)を迎えるまでは家事や仕事を控え、体を休めないといけないと言われていますし、自宅を空けなければいけない期間もあるのです。
そんな時に、食事のしたくや片付け、洗濯など、自分の事は自分でやってもらわなければなりませんし、最低限の家事スキルは備えていて欲しいもの。
そして、子どもが乳児の頃は、おむつ替えを頻繁に行わなければいけません。
でも、男性の中には「汚いから嫌だ」と拒む方も多くいるのです。
産後、女性は母性本能が強くなりますし、ホルモンバランスも不安定なので、旦那さんのこうした拒否の姿勢に幻滅し、強い嫌悪が生まれやすいです。
実際に、育児に対する姿勢の違いから離婚に至ってしまうご夫婦も好くなくないのです。
一見、育児に協力する姿勢と潔癖具合は疎通しないように思えますが、離婚のきっかけにもなってしまっている事なので、この点もしっかりと想像してみましょう。
また、子どもの成長とともに家族で出かける機会が増えるでしょう。
そんな時に出不精な彼だと、出先が限られてしまったり、なかなか出かけられず、家族の思い出を作る事が出来なくなってしまいます。
あなたが将来、「子どもの誕生日には毎年テーマパークに行きたい!」といった理想を抱いているのなら、彼が出不精ではないか、人混みには頑として行かないといった事はないかなども踏まえましょう。
介護には協力してくれそう?
あまり考えたくはない事ですが、今後、ご両親に介護が必要になるかもしれません。
そんな時、彼は協力してくれそうですか?
実際にその時になってみないとわからない事も多くありますが、
- 両親の誕生日や、母の日、父の日といったイベントには贈り物をしている
- 両親のみならず、祖父母の誕生日や敬老の日に贈り物をしたり、電話している
- お正月やお盆など、家族や親せきが集まる時に顔を出している
- お彼岸にはお墓参りに行っている
など、家族や身内を大事にしている彼であれば、結婚後、例え血のつながりのない親とは言え、献身的に介護をしてくれたり、協力してくれる可能性が高いです。
故に上記項目に彼が当てはまるか考えてみましょう。
あなたの事を大切にしてくれそう?
彼との結婚を想像する上で、意外と忘れてしまいがちな事なのですが、彼は誰よりもあなたの事を大事にしてくれそうですか?
彼とのお付き合いの中で
- デートのドタキャンが多い
- 待ち合わせに遅刻する事が多い
- 出かけるのが嫌い
- 浮気や未遂があった
- 飲みに誘われると、二つ返事で行ってしまう
という事はありませんでしたか?
もしあったのなら、用心したい所です。
結婚後は、当然ながら家事や子どもを授かれば育児に追われる事になります。
兼業主婦であれば、加えて仕事もあり、とても忙しくなるでしょう。
常になんらかの予定が入っている状態になりますし、そんなあなたを彼は労わってくれそうか、自分一人だけ出かけて楽しむような事はないか、考えてみましょう。
上記の項目に思い当たる節があるのなら、要注意です。
後悔しない為には、「今」ではなく「未来」を見据える事がポイント
いかがでしたか?
未来の事など誰にも分かりませんが、だからこそ、出来る限り後悔しない道を切り開きたいものですよね。
「元彼」か「今彼」か、どちらかを選んだところで、悩みは尽きないかもしれません。
でも、そんな時は逐一未来を想像して、あなたが幸せになれる道を探してみて下さい。
きっと、今現在抱いている彼らへの気持ちを客観視する事が出来、「未来を共にしたい彼」はどちらなのか、答えを出せるでしょう。
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