彼のために自分を犠牲にして、あれやこれやと世話を焼く彼女。
周りから見たらとてもけなげで素敵な彼女に見えます。
しかし、そんな優しさをあざ笑うかのように自分に精一杯尽くしてくれる彼女を振ってしまう男性もいます。
「どうしてこんなに頑張ったのに報われないんだろう」
と悩んでいるあなたに向け、尽くしていたのに振られた理由と、尽くしたのに振られた彼との復縁方法をご紹介します。
【ヘッドライン】
尽くしていたのに振られた理由
「重い」と感じさせてしまった
基本的に、人には頂いた恩は返そうする心理が働きます。
しかし、
- 恩が大きすぎる
- 的外れな恩
こういった、返すのに苦労を要する恩をもらってしまうと途端に「ありがた迷惑」「気持ちが重い」と感じてしまうものなのです。
例えば、「いらない」と何度も言っているのに「役に立つから」と押し付けられるようなことがあれば、押し付けて来た相手はあくまで善意でしていたとしてもわざわざ恩返しをしようとは思わないのではないでしょうか。
むしろ「善意が重い」と感じて、その人との距離を取りたいと思うはずです。
こんな風に、良かれと思ってしていたことでも、相手の都合や気持ちを考えないものはただの迷惑になってしまい別れを考えさせるきっかけになってしまうのです。
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「彼女」よりも「母親」のように見えてしまう
女性が男性に尽くす時というのは、
- 料理を作ってあげる
- 部屋を掃除してあげる
- 欲しいものを用意してあげる
- 金銭的なサポートをする
こんな風に、まるで母親が子供にするのと同じような行動になることがほとんどです。
それも、自分を犠牲にしてまで彼を優先して尽くすようなことをしてしまえば、子供のために全てを捧げる母親とそんなに変わりがありません。
男性は女性よりも自立するのが遅い傾向があり、常に母親が身近にいる人が多いからこそ、自分の彼女が母親のようになってしまうと普通恋人に感じるような性欲なども感じないので、一気に恋愛感情が薄れてしまいます。
つまり、「自分のために無条件にあれこれしてくれる」ような母親として見てしまうことで「女性」として見られなくなってしまうのです。
尽くしてくれる安心からドキドキしない
男性確かに女性の包容力や優しさに惹かれるところがあります。
しかし、包容力や優しさでは安心感を与えることはできても、
「こんな一面もあるんだな」
というドキドキを感じることができないのです。
ドキドキを感じさせる為には、
- 見た目よりもしっかりしたものの考え方
- 周りの評価とは違う女性らしい部分
- 仕事とプライベートでは異なる一面
このような、意外性やギャップが必要となります。
つまり、こういった意外性やギャップを感じさせずにいつでも彼に優しくして合わせてしまうと、いつでも彼を中心に物事考えるようになり、マンネリ化してしまうのです。
例えば、
- プレゼントは彼が希望しているもの
- デートスポットやデート内容は彼が好きなこと
- 手料理はいつも彼の好物
- いつも彼好みのファッションでいる
こんな風に、元彼からすればすべて想像できてしまうような尽くし方をされるので、お付き合いに刺激を感じなくなってしまうのです。
始めのうちはあなたの心使いに感動しときめくでしょうが、そのうち当たり前だと感じてしまいます。
これは元彼が悪いのではなく、人間なら誰しもが感じてしまう感情です。
その為、何をしてもらっても当たり前とありがたみを感じることも、「次はどんなことが起こるだろう」というドキドキも無くなり、何をされてもときめかなくなってしまうのです。
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尽くしていたつもりが、見返りを求めていた
あなたは何のために彼に尽くしていましたか?
その理由の中にほんの少しでも、
「もっと彼に愛されたかった」
「ありがとうと言われたかった」
という思いがあったのなら、その見返りの気持ちが彼との別れのきっかけになってしまった可能性があります。
本当に見返りを求めないで尽くせる女性というのは、「彼が喜ぶと思ったから、私が勝手にやった」と心から言えるのです。
別に彼が気付いてくれなくてもかまわないし、自分がしたことに対するお礼や感謝がなくても何とも思いません。
しかし、見返りを求めてしまう女性というのは、自分がしたことに気づいて欲しいし、感謝もして欲しいと強く願います。
だから、彼が気付いてくれないと、「ねぇ、私こんなに頑張ってるよ」というオーラを出したり、さりげなく彼のために何かしていることをアピールしたりします。
これは、一見彼のために行動しているようで、結局は自分のためでしかありません。
とはいっても、何事に対しても100%見返りを求めない人というの存在しませんし、それ自体が悪いというのではないのです。
ただ、彼の為にやっていることのはずなのに、当の彼がどことなく居心地の悪さを感じたり、頼んでもいないことをこれ見よがしにアピールしてしまうような、大げさな振る舞いがあることがNGなのだと考えましょう。
「追う楽しみ」を失ってしまう
こんな風に、男性は何かを追いかけて捕らえることに喜びを感じる性質があります。
そのため、男性は完全に自分の手に入ってしまった人に対しては、物足りなさを感じて興味を失ってしまうのです。
確かに女性として彼氏に尽くす為に、優しく包んであげる包容力は必要です。
しかし、その結果
- 自分のことはいつも後回しにしてしまう
- 本当は良くないことだと思っていても、彼が求めるからといってやってあげてしまう
- いつも彼の顔色を伺ってばかりでいる
こんな風に、自分で物事の善悪を判断せずに何でもしてあげてしまうのは、彼にとっては
「自分のために何でもしてくれる」
こんな風に都合の良い存在のように感じてしまい、恋人関係を維持するために努力する気を無くしてしまいます。
元彼にあんなに尽くしたのに振られてしまったという女性は、自分の尽くし方がやりすぎじゃなかったかを振り返ってみてください。
尽くしたのに振られた元彼との復縁方法
自分の予定を優先する
まずは、彼に尽くしすぎにならないように自分を変える必要があります。
尽くす彼女を振る理由の項目でもお話ししましたが、あなたからばかり彼を大事にしすぎてしまうと、彼は
「あなたにお返ししなくても大丈夫なんだ」
こんな風に勘違いしてしまい、いつもあなたに対して上から目線で復縁も考えられなくなってしまいます。
あなたの価値や魅力を元彼に実感させるためには、尽くすばかりでなくその「貴重さ」も同時に感じてもらう必要があるのです。
そのために、これまでは彼のために犠牲にして来た自分自身をもっと大事にするように意識をしましょう。
例えば、
- 自分の趣味を楽しむ
- 美容、友達との遊びなど、自分が心から楽しめることをする
- 彼から誘われても先約を優先する
- 自分の中で目標を持ち、それに向かって生活を送るように意識をする
こんな風に、もっと自分自身に目を向けていきましょう。
初めのうちは彼を優先できない日々に不安や焦りを感じてしまうかもしれませんが、そもそもモテる女性というのはこうして自分自身を大事にできるものなのです。
男性に「一緒にいたい」「今度こそ大事にしてあげたい」と思わせるのは、こういった自分自身をしっかり持った女性だからこそ。
あなたも彼を振り向かせるために、自立した女性を目指しましょう。
未練を見せない
尽くしたのに振るような元彼と復縁をしたいのなら、元彼に好意がバレないようにする必要があります。
復縁活動の中で行為がバレてしまえば、また「重い」と思われてしまい、余計に距離を取られてしまうことになりかねません。
自分から振って気まずいな、今の所復縁することは考えてないな、と思うような人から好意をひしひしと感じていたら、さすがに困ってしまうと思います。
せめて、気持ちは隠していて欲しいと思うはずです。
ただでさえ別れた元恋人が連絡をしてきたり、特に用事もないのに接してくれば、普通の人なら目立つことがなくても未練を感じ取ってしまいます。
元彼があなたの未練に気付いてしまえば、気まずさや「期待させないでおこう」という思いから距離を取ってしまうのです。
ですから、復縁できそうな雰囲気になるまで、あなたの好意はひた隠しにしましょう。
こうして未練を隠してしまえば、彼は「手の届かない人を追いかけたくなる」という男性ならではの心理を強く刺激されることになります。
これまであなたが一生懸命彼に尽くし、追いかけていた分、今度はあなたが彼に追いかけてもらえるような環境作りを心がけましょう。
自分磨きで周囲の評価を高める
復縁の基本項目『自分磨き』ですが、尽くした彼に振られた場合にも大いに役に立ってくれます。
特に今回のようなケースの場合、別れた元カノの評価が高いとわかれば、元カレは「逃した魚は大きかった」と感じ、再び自分のものにしたいという気持ちを強くするのです。
復縁のための自分磨きにはいろんな方法、いろんな種類があります。
例えば、
- ダイエット
- メイクの研究
- 料理スキルを上げる
など、基本的には女子力を上げられるような自分磨きをしていくと良いでしょう。
しかし、ここで注意点があります。
尽くしたのに振られた彼氏と復縁をするためには『周囲の評価を高める自分磨き』が必要ですから、女性受けよりも男性受けをするような自分磨きをした方が、元彼の「逃した魚は大きかった」精神を刺激することができます。
では、具体的にどんな自分磨きがいいのか?
それは、
- 自分磨きを楽しそうにする
- 個性を消さずに自分の長所を伸ばす
- 外見・中身をバランスよく磨く
- チャレンジ精神を持ち、今までに挑戦したことのない分野にも挑戦する
- 明確な目的意識をもって自分磨きをする
このような自分磨きになります。
また、抵抗がないようであれば自分磨きで素敵になった様子は積極的にSNSに載せて彼にアピールできるとなお良いでしょう。
もし元彼がSNSをしていないようであれば、ある程度メールやLINEができるようになってから直接送っても効果的です。
客観的な意見を聞く
これは恋愛に限らず人間関係全般に言えることですが、自分が「良い」と思ってしたことでも、お相手が同じように「良い」と思わなければ、どんなアプローチも意味がありません。
尽くすことも同じで、あなたにとっては「尽くしてない!」と思うようなことでも、人から見れば「尽くしすぎ!」と感じてしまうことも多々あります。
ちょっと厳しい言い方になってしまいますが、そういった自分の行動を客観視できなかったことも別れの原因の一つであるはずです。
自分がどう思うか、ではなく、相手がどう受け取るか、を基準に考え、自分の振る舞いを制限することができれば、元彼も尽くしてくれることがきっかけであなたを振るようなことはなかったかもしれません。
ですので、何か行動を起こす前に、お相手とは違う第三者にあなたがしようとしていることをお話しするようにしてください。
「LINEでこんな文章を送ろうと思ったんだけど、未練っぽいかな?」
こんな感じで、あなたが信頼できる人に意見を聞いてみましょう。
そうすると客観的な意見や、あなただけでは気付かなかったポイントにも気付く事が出来ますよ。
彼とあなたは対等な存在
どうしても尽くしすぎてしまう人というのは、恋人との関係に上下関係を持ち込んでしまいます。
「彼のいうことを聞いてあげなきゃ」
こんな風に考えてしまうのですが、本当の恋愛はお互いが対等の存在です。
だからこそ、自分磨きで自分に自信をつけて彼に愛されて当然な女性になったり、未練を隠すことであなたばかりが追いかけているような印象を与えないようにするのです。
彼に嫌われてしまわなか、とびくびくしてしまうのではなく、堂々とアプローチすることで彼の気持ちを取り戻しましょう。
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