好きな人相手だからこそつい出てしまうのがわがままというもの。
わがままといっても元彼を困らせようとして、わざとしたわがままではなかったのではないでしょうか。
「きっと彼なら許してくれる」
こんな風に、彼への信頼や愛情があればこそできたのだと思います。
ところが、あなたのわがままな振る舞いにシビレを切らした彼に振られてしまった!といった状況になった場合、復縁は出来るのでしょうか。
今回は男性の素直な意見も交えながら、わがままが原因で別れた場合の復縁についてご紹介します。
【ヘッドライン】
わがままを言う女性の心理
わがままが原因で別れた彼との復縁を考えるのなら、まずはその原因となったわがままについて自分で理解し、解決する必要があります。
そのために、自分でも見落としてしまっているであろう「わがままになってしまう心理」を勉強しましょう。
他人に対する期待が強すぎる
わがままになってしまう人というのは、
「この人ならやってくれるだろう」
「きっとわかってくれるだろう」
こんな風に、相手を「デキる人」と思い込み、期待しやすい傾向があります。
こうして人を「デキる人」として評価することそのものは、その人の良い面をしっかり見ているということでもありますから素晴らしいことです。
しかし、あまりにも過剰評価しすぎてしまうと、期待された本人にとっては
と逆に恐縮してしまう原因となりますし、あなたのその期待が負担になってしまうのです。
親が自分の子どもに期待をしすぎると、逆に子どもがその期待によって潰されてしまうように、期待というものは予想以上に相手の心に重くのしかかるものと言われています。
「愛されたい」という思いが強い
わがままなところがある人は、一般的に「自分のことが大好き」「自信家」と思われがちですが、実はそうではないのです。
本当は人よりも自尊心が低く、誰かに愛されていることを実感することでしか自分の価値を見出せないという特徴があります。
だからこそ、人にわがままを言い、それを叶えてもらうことで愛情を実感しようとするのです。
根が寂しがりやで、自分に全く自信がないために、人に評価をしてもらうことで自分の心を保とうとするので『承認欲求』も強い傾向があると言えるでしょう。
本来、自分への自信というものは自分自身で作り上げていき、持つものです。
初めのうちは子どものころに自分の親から無償の愛情をもらうことで、わかりやすく言えば「自分は愛されて当然な人間なんだ!」という自信を持てるようになります。
そのため、子どもの頃に親との関わりが薄かった人や、愛された経験が少ない人は特に「愛されたい」という気持ちが強くなってしまい、大人になるにつれてわがままが抑えられなくなってしまうのです。
こうして愛され願望が強い人は、「私はAだと思うけど周りがBというからBにしよう」と言ったように常に他人に合わせようとしたり、「私はダメな人なんだ」と自分自身に対して否定的な感情を持つようになってしまいます。
だからこそ、自分の恋人のように他の人に比べてあなたを認め、受け入れてくれる人に対して愛情を求めるようにわがままになるのです。
思い当たる人は、別のところでも自分に自信が持てるような何かを身につけられるようにいろんな経験をしてみたほうがいいかもしれません。
わがままを言われた、された時の男性のメカニズム
自分の彼女にわがままを言われた、わがままな振る舞いをされた時、男性はどう思うのでしょうか?
実際の男性の意見としては、
「甘えてくれてるってことだから自信になる」(20代男性)
「女性のわがまま一つ叶えられないようなのは男じゃない」(30代男性)
こんな風に、なかなか好意的な気持ちであることが多いようです。
しかし、この気持ちを素直に受け取ってはいけません。
なぜなら、これは【そのわがままを叶えるのが男性にとって簡単なことである時】に感じるものであって、女性の可愛らしいわがままだと気づかなければ、
- 面倒臭い
- ウザい
- 自己中
このようなかなり否定的なイメージを持ってしまうようになるからです。
例えば「なんだか今日はすごく寂しくて、今から会いに来てくれない?」というわがままを言ったとします。
それが時間に余裕もあって元気な状態の彼なら
となるのですが、仕事で疲れ果てて余裕のない彼なら
と思ってしまうという差が生まれるのです。
こんな風に、一見可愛く見えるわがままでも、彼のキャパシティ次第でそのわがままに対してどんな印象を持たれるか、彼がどんな気持ちになるのかが180度変わってしまうのです。
他にも、
「他の女の子の連絡先は消して欲しい」
こういったわがままは”束縛”の意味もこもっていますし、実際に生活してみると100%を叶えるのは難しいわがままです。
現実的でないわがままも男性にはただの負担となり、あなたを嫌うようになるものなので使い分けには注意をしましょう。
わがままで振られてしまった人のチェックシート:わがままでさらにイメージを下げてしまう行動
わがままは、そのわがままと彼の状況によって毒にも薬にもなります。
しかし、それだけでなく、わがままをした後の行動などでもさらにイメージを下げてしまうことがあるのです。
- まだ別れていないけど、自分のわがままで元彼がうんざりしているのをひしひしと感じている
- すでに自分のわがままが原因で別れてしまっている
こういった状況にあるのなら、これからご紹介する行動は絶対にしないように気をつけてください。
謝らずに冷却期間を取る
怒らせてしまった元彼に向き合うのが気まずくて、つい連絡を取るのをやめてしまったり、謝るのを先送りにするのも印象が悪いです。
わがままを言われた彼の立場で勝手に冷却期間を取るあなたは、
「きちんと謝ることもできない礼儀知らずな人」
こんな印象になってしまいます。
ただでさえわがままで彼を困らせてしまったわけですから、せめて最低限の礼儀としてきちんと自分のしたことを謝りましょう。
冷却期間を取るのは、彼にちゃんと謝罪をしてからでも遅くはありません。
しかし、謝ることについても注意点がありますので、次の項目を参考にしてください。
ただ謝るだけ
自分のわがままで彼に迷惑をかけてしまったと反省できるのなら、きちんと彼に「ごめんね」と伝えたいと思います。
しかし、謝ることでは反省の気持ちを伝えることは出来ても、それで彼の離れかけている気持ちを取り戻すことは出来ません。
むしろ、「悪いと思ってんのになんでわがまま言うの?」と余計に嫌な気分にさせてしまう可能性もあります。
もちろん謝るのがNGだというのではなく、ごめんねと言いそうな時には必ず「ありがとう」という言葉を付け加えるようにしましょう。
例えば、
私てっきり大丈夫だと思っちゃってたから、はっきり言ってもらってすごく助かったよ、ありがとう」
「わがままを言っちゃったのに、叶えてくれてありがとう」
このような言い方になります。
いかがでしょうか?
「わがまま言ってごめんね」「もうしません」とだけ言うよりも、ずっと明るい雰囲気になるはずです。
そもそも、男性が女性のわがままを喜べるのは、
- 頼られてると思う
- 甘えてくれていると思う
このように、男性としてのプライドを良い意味で刺激されてこそ喜べるので、「ありがとう」という言葉の方が男性には「わがまま聞いてやって良かったな」と思えるようになります。
男性心理を理解した上で行うわがままと、全く知らないままで行うわがままでは、彼に好かれるか嫌われるかが大きく変わるのです。
自分が悪者にならないための言い訳をした
彼に自分のわがままを理解してもらうために、
「”でも”どうしてもして欲しかったの」
こんなふうに「でも」「だって」といった言い訳に聞こえてしまうようなことは言っていないでしょうか。
あなたのしたわがままが元カレにとって負担だった場合、彼があなたを責めたりすることもあったかもしれませんが、「でも」「だって」などの反論する意味合いの言葉は使えば使うほど元彼の心象を悪くしてしまいます。
反論するつもりはなくても、癖でついつい言ってしまうのであれば、黙っていた方が良いくらいです。
どんなにあなたに崇高なわがままの理由があったとしても、カレにとってはそれが負担だったのは事実です。
彼の気持ちを取り戻したいのなら、言い訳や理由の説明をするのではなくひたすらに反省し、彼に感謝の気持ちを持ちましょう。
彼の方から「あのわがままにはどういう意図があったの?」と聞かれた時にだけ、理由をお話ししてあげてください。
反省している姿よりも、落ち込んだ姿を見せる
反省の姿勢を見せるのはとても素晴らしいことですが、元彼に罪悪感を持たせることは避けた方が良いでしょう。
具体的には、反省ではなく露骨に落ち込んだ姿勢を見せることです。
自分のわがままで元彼を怒らせてしまった場合、申し訳なかったの気持ちがついつい行き過ぎてどんよりしてしまう事もあると思います。
しかし、
「あんなこと言わなければ・・・」
こんな風に落ち込んでいる姿を見せてしまうと、初めは「反省してるのかな」と感じていたはずの彼もだんだんと、
- わざとらしい
- 面倒臭い
- ずっとそうしててもどうにもならない
と少しずつあなたのその姿にうんざりし始めてしまいます。
反省と落ち込むことというのは、一見似ているようで全く雰囲気も意味合いも異なるものです。
自分のしてしまったことを悔やんでいるだけの落ち込んでいる姿勢では何も状況を変えることは出来ませんが、自分のしてしまったことを参考に、自分に何が足りないのかを考え補おうとする姿勢のある反省が出来れば、彼にも好印象になります。
それに、反省が出来れば復縁そのものの状況も「あなたの成長」という部分から変わっていくことでしょう。
そのために、あなたがわがままで彼を困らせた、怒らせたという事実をこれから進んでいくためのヒントとして活かしていきましょう。
わがままが原因で別れても復縁出来る?
最後に「わがままが原因で別れても復縁出来るか?」という疑問の結論をお話しします。
結論は【わがままが原因で別れても復縁出来る!】です。
もしわがままを言ってしまう人の心理にぴったりと当てはまっていたのだとしても、わがままでさらにイメージを下げてしまう行動をしていたとしても、その後の行動次第で元彼との復縁の可能性は開けていきます。
ただし、やっぱりお互いが嫌いあって別れたような形ではなく、少なからず元彼には「もうあなたと関わりたくない」と思っているであろう部分は必ずあると思います。
ですから、自己流の復縁方法では余計に関係をこじらせてしまう可能性も高いでしょう。
そんな時には、復縁経験のある人に相談をしたり、復縁のプロの相談サービスを使うことをお勧めします。
復縁にはいろんな手段がありますが、その全てがあなたと元彼に通用するとは限りません。
どんなわがままをして、彼はどんな反応をしたのか、それに対してあなたはどうしたのか、今の状況かどうなのかなど、復縁に必要な情報は人それぞれです。
また、わがままになってしまう人の心理の項目を読んでいただけたらわかると思いますが、わがままというのは意外と人の深層心理に関わる厄介な癖とも言えます。
自分自身で簡単にどうにかできることではないからこそ、人に頼って解決を狙ってみるのも悪くはないのではないでしょうか。
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