事情があって別れてしまったけど、やっぱり自分には彼しかいない。
そう思って復縁を目指す女性は多いのですが、本当にそれで幸せになれるのか?と言えばそうとも限りません。
なぜなら、復縁をして幸せになれる人と、そうでない人がいるためです。
「好きな人とまた一緒になれるのに、どうして幸せになれない人がいるの?」と感じてしまったかもしれません。
この幸せになれる人とそうでない人の間には決定的な差があり、その差というのものは実は普通の人には気づきにくいものでもあるのです。
これから復縁を目指したい人が決して幸せになれない復縁とならないためにも、これから復縁をして幸せになれる人となれない人の決定的な違いをご紹介します。
【ヘッドライン】
お互いに歩み寄る気持ちがあるかどうか
一度別れたということはどちらか、もしくはどちらもが相手に対して嫌な部分があったということになるはずです。
だからこそ、特に振られた方はその嫌だと思われたところをなくせるように自分磨きをしたり、場合によっては相手に謝る事で解決を目指していくもの。
しかし、どんなに片方だけが頑張っても、その努力を認めてもらうことができなければ意味がありません。
つまり、これまでの自分を捨てて自分を変えようと努力すること、そしてその努力を認めてあげること、こうした二人の歩み寄りがなければ絶対に幸せな復縁はなし得ないのです。
お互いがその部分を本気で改善しようと努力するか、もしくは割り切るか出来ないのであれば、幸せになれる可能性は低いかもしれません。
「復縁したい!」という気持ちだけでは絶対に上手くいかないということを覚えておいてください。
どちらかだけが真剣なのではうまくいく可能性はとても低いので、温度感にズレがあると感じた場合は諦めた方があなたの為かもしれません。
でも、お互い尊重し合える空気を感じたのであれば幸せになれる復縁ができるはずです。
もし復縁で幸せになりたいのであればこれらのことを踏まえて、お互いにしっかり真剣に向き合ってください。
復縁で得るものが多いか、失うものが多いか
彼との復縁と考えれば、大好きな彼がまたそばに来てくれるのですから、得られることの方が多いと考えているかもしれません。
しかし、本当にそうでしょうか。
彼との復縁をするにあたって、得られるのは彼そのものです。
しかし、彼との復縁をする場合、
- 自分磨きのために費やす時間、お金
- 復縁までにかかる時間
- 復縁するまでの時間で出会える可能性がある新しい出会い
- 彼と復縁するために変えるべき今のあなた自身
- プライド
などなど、失ったり、捨てなければいけないことがたくさんあります。
本気で元彼と復縁をしたいのなら、元彼が「もう嫌だ」と思ってしまった元々のあなたとは完全に決別しなければいけません。
元彼が認めてくれていたところだけ残し、元彼が「嫌だ」と思ったところだけ治す。
もちろんそれが出来れば理想ですが、現実的にできるかどうかはあなた次第です。
ですから、過去の自分と決別をした結果、今いるあなたのご友人を失うことにもなるかもしれません。
彼が「あなたの性格が嫌だ」と言ったのなら、その性格を形成したあなたのご家族とも距離を取らなければいけないかもしれません。
復縁とは「よりを戻す」という言葉から「過去の関係に戻る」と考えがちですが、実際には
という意味合いの方が正しく、そのためには新しいあなたになってゼロからスタートすることが前提となります。
得られること、失うことを天秤にかけ、あなたにとって大事な方を選びましょう。
別れた原因が何も解決していないのに復縁をする
例えば、元彼の浮気癖が原因で別れたのに、「やっぱり彼がいないと寂しい」という気持ちに負けてしまい復縁。
でも、彼の浮気癖は全く治っておらず、せっかく復縁したのにまた同じ事で苦しんでしまう。
こんな復縁は決して幸せとは言えません。
同じように、彼に「こういうところが嫌なんだ」と指摘されて振られてしまったにも関わらず、
- 彼の言葉を真に受けない
- 見た目だけの自分磨きをして根本的な部分の解決をしない
- 自分磨きの必要がないと思い込む
- とにかく復縁をするという結果だけを求める
こうして別れた原因を払拭せず復縁しても、絶対にまた同じ事で喧嘩をし、彼を傷つけ、振られてしまうのです。
これらはあくまで一例で、こういった「別れの原因を解決しないままの復縁」をしようとする人はとてもたくさんいます。
大好きな彼に嫌われたままというのはやっぱりすごく悲しい事ですし、寂しいという気持ちは本当によく分かります。
離れている間に元彼に新しい彼女でも出来ようものなら絶望するでしょうし、怖くて焦りたくなるのも当然でしょう。
しかし、「早く復縁したいから原因の解決は後回し」としてしまうのは、「欲しいものがあるから取り急ぎ消費者金融でお金を借りちゃう」というくらい無計画で安直な考えであって、先々苦労してしまうのは明らかなのです。
本当に彼のことを大切に思うのなら『急がば回れ』できちんと原因の解決を目指しましょう。
お互いの価値観の違いを受け入れるか、受け入れられないか
たとえ親兄弟でも、育ってきた環境や、歩んできた道のりは人間誰しもが違います。
ですから、どんなに気が合う元彼でも「100%価値観が一緒なの!」ということはまずあり得ないというのは大体の人が分かっていることと思います。
だからこそ、違いがある価値観については、お互いが理解しあって譲歩をしてあげることが必要です。
しかし、それでもどうしても譲れない、分かってあげられない価値観のズレもあるということもあります。
そうしてどうしても譲れない価値観がある人との復縁は、あまり幸せになれないかも知れません。
自分の価値観を理解してもらえない方は理解を求めますし、理解できない人はその求めに対して「理解ができない」と突っぱねることしかできず、時間の無駄にしかならないためです。
価値観には「どちらが正しい」というものはありません。
例えお相手の価値観が自分と違うものだったとしても、そのどちらが正しくどちらが間違っているというものでもありませんから、どちらかの価値観に合わせる必要はないのです。
つまり、自分と違うお相手の価値観を否定する必要もないのだと考えてください。
ただ、「この人と私は合わない」そう思うだけでいいのです。
それでもどうしても価値観の合わない元彼と復縁をしたいのであれば、たとえ彼の価値観を理解出来なくても、そんな考えもあると受け流す、もしくは受け入れ、それぞれの個性を尊重しましょう。
彼の全てを知っておかないと気が済まないか、お互いの自由を尊重できるか
いわゆる「束縛をしてしまう女性」と、「彼女に束縛をさせてしまう男性」も復縁しても幸せにはなれません。
一般的には束縛をしてしまう方ばかり悪者にされてしまいがちです。
例えば、
- 連絡しすぎてしまう
- SNSをチェックしすぎる
- 別れて間もないのに二人で会おうとする
- 元恋人が何をしているのか?を気にしすぎてしまう
- 元恋人が他の異性と連絡していようものなら気が気でなくなってしまう
このような行動は、客観的に見れば相手の自由を奪う自分勝手な行動です。
しかし、そもそも束縛をしなければいけないような不安を感じさせてしまう相手の行動にも非はあるのではないでしょうか。
- 彼女が「不安だからやめて」ということをやめられない
- 「〇〇してくれたら大丈夫だから」と解決策を提示しているのに、それをしない
- ヤキモチを妬かせたくてわざと不安にさせる
こういった束縛される側の振る舞いは、人より少し不安になりやすい自分の彼女の気持ちをないがしろにしているのと同じです。
これも価値観の違いと一緒で、お互いがお互いのために歩み寄れていないと言えます。
それが「妬かせたい」「妬いてるところを見せたい」という意図的なものであればまだいいのかも知れませんが、
「彼女が嫌がっているのはわかるけど、やめられないものはやめられない」
というようであれば、それはもうお互いの許せるところ、許せないところに埋められない大きな違いがあるのです。
どちらかが無理をすれば埋められる穴であっても、そうしてよりを戻せば絶対にいつか疲れて関係が破綻します。
等身大でいられるか、無理が生じるか
好きな男性と長く一緒にいたいのなら、できる限り自分を着飾りすぎずに等身大でいることが大切です。
自分を良く見せようとしないでも好かれることができるのはまさに理想形と言えます。
対して、彼に好かれたいからと言って自分の身の丈に合っていない振る舞いをすると、どうしてもぎこちなくなってしまいます。
仕事で自分よりも仕事が出来る人に合わせようとしても足手まといになってしまうのと同じで、日頃馴染んでいない付け焼刃の自分の姿をさらしてところで、結局うまくいかないのが人間関係というもの。
だからこそ、復縁をするまでには「自分磨き」をして、自分の”自然体”が元彼に好かれるものになるように自己改革をしていくのです。
もし自分自身を改革することができず、常に元彼の前では「彼が好きな女性」を演じなければいけないのであれば、その復縁は叶っても幸せにはなれないでしょう。
初めのうちは復縁できた幸せに酔いしれていても、だんだんと
「彼ばっかり好き放題して頭に来る!」
と不満が溜まってしまいます。
DVを受け入れるか、受け入れないか
DVとは「ドメスティックバイオレンス」の略称で、「配偶者や恋人など親密な関係にある、又はあった者から振るわれる暴力」という意味になります。
DV男との復縁は、どんなに元カレのことが大好きでもお勧めは出来ません。
また、逆に精神的DVのように女性が男性を攻撃してしまうような関係でも、その二人の復縁は幸せにはなれないでしょう。
なぜなら、DVを受ける側には一切のメリットがなく、「従わないと捨てられてしまう」という不安から本来対等であるべき恋人関係に「上下関係」が生まれてしまうためです。
また、精神医学の世界では、DVをしてしまう人は根本的に原因を絶ってDVをしなくなる・・・というのがかなり難しいと言われています。
DVをしてしまう心理というのはとても複雑で、人によっては幼少期の経験が影響しているタイプ、特定の相手にだけ限定してDVをするタイプ、日ごろのストレスの影響でDVをしてしまうなど、人によってまちまちです。
例えば幼少期の経験が影響してDVをするようになった場合、元カレや自分のご両親やご家庭の問題にまで首を突っ込みつつ、当人に考え方を改善させていく必要があるわけですが、それは専門の知識と技術を持ったカウンセラーなどでも簡単に解決することができません。
それだけに素人が働きかけて解決できるものではないと心得ましょう。
かといって受け入れればいいのか?と言われれば、先ほどお話ししたように上下関係が生まれてしまいますのでそれもよくありません。
もしあなたの周りの人が、あなたが元カレから傷つけられることを知れば、誰だって関係を祝福できないでしょう。
もし彼と復縁し、結婚・・・となっても、周りに祝福されない結婚をしてはいざという時の頼り先もなく、まるで奴隷契約を交わしただけのようになってしまいます。
決して甘く考えてはいけません。
本当に幸せな復縁をするために
復縁して幸せになれる人となれない人の決定的な違いをご紹介しましたが、幸せの基準というのは本来人それぞれです。
今回ご紹介したものの中でも「それでも私は彼と復縁できれば幸せだ」と思うものもあるかも知れません。
ただ、そこに「意地」が絡んでないかは、必ず冷静に考えてみてください。
あなたを幸せに出来るのは、元彼ではなくあなた自身なのです。
あなたがあなたの未来、そして未来のパートナーを選択するのだということを忘れずに、自分の幸せだと思う道を進んでいきましょう。
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