あなたがもし、別れを告げる立場だったら、どう切り出しますか?
もちろん、きちんとどうして別れなければいけないのかの理由は説明すると思います。
でもまるっきり事実だけを伝えるのではなくて、やっぱり相手を傷つけないように、少し言い方を柔らかくしたり、若干の「優しい嘘」はついてしまうのではないでしょうか。
こんな風に、男性も「わざと嘘の理由で別れる」ということをしてくるものです。
ただ、よりを戻したいと思っている方からすれば、本当の別れの理由を教えてもらえないと、どう悪いところを治せばいいのか分からなくて混乱してしまうことでしょう。
そこで今回は、彼氏が別れの理由に嘘を並べる心理、本音、対処法をまとめてご紹介します。
「別れの理由について彼はあぁ言っていたけど、私本当はこうだと思う!」
こんな風に思う女性は、今すぐこの記事で本当に必要な情報を学びましょう。
【ヘッドライン】
彼氏が別れの理由に嘘を並べる心理
冒頭でもお話ししましたが、そもそも、なぜ男性は別れの理由に嘘をつくのでしょうか?
それは優しい嘘だけでなく、男性ならではの複雑な心理が関わっているようです。
あなたにすっぱり諦めてもらうため
まず一つ目は、本当の別れの理由を言っても、納得してもらえないからです。
つまり、わざとあなたが納得できるような別れの理由を並べることであなたに別れを納得してもらい、トラブルなく円満に別れたいと思ってるのでしょう。
別れを切り出す男性の目的は「別れに同意してもらうこと」といえます。
しかし、別れを切り出した時点でほとんどの男性はもう別れることに心を決めていて、話し合いで別れを回避しようと考えているケースはほぼありません。
ですから、いかに嫌な思いをせずにスムーズに別れるか、という点を重要視して、男性はすんなり納得してもらえるように理由を考えます。
別れに同意してもらうには相手が納得できる理由を伝えるのが一番ですが、実際に別れたくなる動機は、「冷めた」とか「なんか違う」というような、かなりふんわりしているものが多いものなのです。
しかし、「なんとなくで悪いんだけど、俺たちもう別れない?」と伝えて、納得する人はいません。
ですから、相手が納得するであろう理由、例えば
「今は仕事で忙しくて構ってあげられない」
「他に好きな人ができてしまった」
などなど、もっともらしい理由を考え、別れ際に突きつけるのです。
自分が悪者になりたくない
あなたに必要以上に嫌われたくない、自分が悪者になりたくない、そう考えたときにも、男性は本音を隠してしまいます。
男性は女性よりも「後味のよさ」を気にします。
「立つ鳥跡を濁さず」のことわざの通り、何か物事を終わらせるときには、きれいな形で終わらせようと考えるのです。
それは、そうして後腐れなく別れたほうが自分の評価が下がらないからという、男性特有の常プライドが影響しています。
ただ真剣に向き合っていないだけ
これはあまり考えたくないと思いますが、
- すぐ浮気をする人
- セフレを作りたがる人
- 女性にチヤホヤされていないと落ち着かな人
- 普段から軽い人
- 普段からあなたを下に見るようなところがあった人
このようなタイプの男性に多いのが、大した考えもなく、とりあえず頭に浮かんだ言葉で適当に別れを突きつける人もいます。
要はあなたに対して「悪いな」という気持ちを持っておらず、何も考えていないのです。
「とりあえずこう言っておけばいいかな〜」と気軽な感覚で発する言葉に対してそこまで責任を感じていないのでしょう。
面倒なことを避けたい
男性は面倒ごとが嫌いです。
「女性でも面倒なことは嫌いだから」と思うと思いますが、女性が許せる面倒くささと、男性が許せる面倒くささには大きな差があります。
とても簡単に言ってしまうと、男性は自分の言ったことを否定されたくないのです。
否定されたり批判されたりすることに対して忍耐がない、明らかに自分が悪いときでも逆ギレや無理な正当化したくなってしまった時、自分が責められないように嘘をつく場合があります。
例えば、
- 実は浮気をしていた
- もともと別れを切り出す人の方が浮気相手だった(本命が他にいた)
- 特に理由はないけど冷めた、飽きたなど、自分勝手な理由での別れ
こう言ったケースの時に当てはまるでしょう。
このような明らかに女性側に非のない別れの理由の場合は、反論されたり怒られるのが容易に想像できてしまいます。
そうなると話し合いそのものが面倒くさい、と、自分の意見を押し通そうとしたい気持ちでいっぱいになっています。
本当は、「他に好きな人が出来た」という理由なのに、それを言えばあなたが怒ってしまい、面倒になりそうだという考えから、
お互いのためにも、今は別れたほうがいいと思う」
とボカした感じ理由を改ざんして、嘘をつくことで自分が責められることを避けるのです。
本当の理由を隠して一発で別れを受け入れてもらえるような理由にしたり、ヒステリーを起こされないような理由にしてしまった方が、男性としては気楽なのでしょう。
彼氏が別れの理由に嘘を並べる本音と対処法
別れの理由で嘘を付く男性心理について分かったら、次は対処方法を考えていきましょう。
その前に、どうしたら元彼の本音が分かるのかですが、これはやっぱり言葉よりも仕草・行動が何よりの証拠になります。
別れた今になって「本当の理由を教えて!」なんて言っても元彼が素直に教えてくれる可能性はかなり低いでしょう。
むしろ、なんだか責め立てられているような気分になってつい逃げ腰になってしまうはずです。
価値観が合わない
価値観の不一致は離婚理由でも挙げられるほど重要なものです。
共通の趣味が無い、コミュニケーションの相性が悪い、会話のテンポが合わない、食事や笑いの好みが違う、金遣いが荒いなど、 相性が食い違いすぎて、付き合ってから徐々にすれ違いが大きくなってしまった場合も、男性は別れを考えるようになります。
ただしそれをさらに突き詰めると、
という「歩み寄りのなさ」を感じ、孤独感に繋がってしまうことが根本の原因だったりします。
復縁を目指すための対処法としては、価値観を合わせようとせず、受け入れる姿勢になることが大切です。
価値観とは人によって違うのが当たり前なので、無理に合わせようとすれば必ずどこかで疲れてしまいます。
疲れも溜まってしまえば不満となり、相手にその不満をぶつけたくなってしまうのが人の気持ちというものです。
ですので、無理に合わせようとするのではなく、「彼はこういう人なんだな」と素直に受け取れる心をアピールしていきましょう。
なんとなく飽きてきて気持ちがさめてきた
実はこれが一番別れの理由としては大きいものです。
そして、一番嘘の理由を言われやすい本当の別れの理由でもあります。
男性は付き合い始めは毎日愛の言葉を囁いて触れてくれたのに、 月日が経つと、好きと言ってくれなくなってくるし、触るのも面倒くさがってくる。
何も別れの理由を語らず、急に音信不通になってパッタリ姿を消してしまうことも稀にあります。
しかしマンネリ状態であっても、それでどちらかが不満を抱え込んだりせず、2人が楽しければ付き合いが続くものです。
まったりとしたカップルなどはこう言った部分が強いのでしょう。
では、マンネリを理由に別れる場合は何が問題かというと「2人でいても楽しくなくなった・幸せじゃなくなった」からです。
付き合い始めのように毎日ドキドキするようなことがなくても、2人でまったりと幸せな時間を過ごせるなら、元彼も離れようとは思わなかったはずでしょう。
ですので、対処法としては、まずドキドキを取り戻すために新鮮さを与え続けることやマンネリを感じさせないこと、素直な愛情表現が必要です。
まったりとしたお付き合いでもいいと思うのなら、元彼の愛情表現・・・別れた今でいうと、あなたへの態度が付き合い始めのように情熱的でなかったり、丁寧でなかったとしても、それを「時間が経てばこんなもんだよね」と受け入れるくらいの懐の大きさを持ちましょう。
他に好きな人ができた
嘘の理由としては「君を幸せにできない」などと言われるケースが多いようです。
不誠実な男性や、常に刺激を求める男性の場合、複数の女友達をキープしていたりするので、 すぐに彼女の乗り換えが発生することがあります。
ですが、これはあくまで結果であり、 根本的な問題は相手とのフィーリングや価値観が一致しない、 距離感や温度差の違いなどが挙げられるでしょう。
また、なんとなく肌触りや質感が合わない、体の相性が合わない相手はいます。
そのような男女の場合、本能的、遺伝子的に別れることは自然なことです。
この理由で復縁を目指すのであれば、女性は男を常に応援して支持し、褒めて立ててあげる、癒し系な雰囲気でリラックスさせてあげる、 デートやメールの頻度を極端に落とさない、 相手に求めすぎたりヒステリーにならないなど精神的な改善など、 適度な気遣いや思いやり精神が必要になります。
すでに元カレが他の女性と付き合ってしまった場合には、元彼の相談相手になれると復縁には効果的です。
気遣いや思いやりが伝わりやすい立場でアプローチをすることで、元彼の印象を大きくかえることができるようになります。
わがままや自分勝手な振る舞いについていけなくなってしまった
男性は、女性に比べると束縛されたり命令され管理されたり、アドバイスされることを嫌う傾向があります。
女性がしがちな「もっと会いたい」といったわがままや構ってちゃんも、男性からすれば自分の行動をコントロールする行動の一種です。
これを続けてしまうと拒否感をもたれる結果になることが多く、かつそれを女性に指摘すると面倒になりやすいので隠されやすい本当の別れの理由の一つです。
感情の波が激しい女性の場合、急に怒ったり悲しんだりでケンカになりやすく、しかも長引きやすいという傾向があります。
本当なら彼女と一緒にいることで癒されるはずなのに、トラブル続きで 「一緒にいるのが面倒くさい彼女」という認識になってしまったら、 好意の気持ちを取り戻すのは困難です。
しかし、マイナスなイメージがついてしまったからこそ、その印象を覆すことができると、一気にプラスな印象に変わりやすいという側面もあります。
男性が恋人に求める条件は、大らかで癒されリラックスできる包容力を持った女性です。
若いうちは相手に負担を強いても我慢されますが、将来結婚を考えさせたい、と思うようであれば、まずヒステリックにならないように気をつけ、元彼の言い分をおおらかに受け止められる大きな器を身につける必要があります。
例えば別れてから送ったLINEに反応がなくてもすぐには怒らない。
ずっと既読がつかなくても「忙しい時にLINEしちゃったかな、ごめんね><」と送ることができるくらいの寛容さが求められます。
あなたとの結婚を考えられない
女性が彼に結婚を迫ったとき、よく別れの理由になってしまうものです。
結婚できないことが理由となると、女性としては、
「お金遣い荒かったせいかな」
「彼がまだ結婚する覚悟が持ててないのかな」
と考えやすいようなのですが、どちらかというと2人で過ごしているときに
「恋人としてなら許せるけど、夫婦としてなら許せない行動」
を女性がとっている場合に別れの理由となってしまうことが多い傾向があります。
たとえば、
- 結婚に対する厳しい条件を話したことがある
- 彼の行動や言うことに批判的になってしまう
- すぐに怒る
こんな具合です。
彼からすると「たまに会う彼女なら許せる」けど、「毎日一緒に過ごす相手としてはちょっと無理」という行動をとってしまうと、「この先一生を添い遂げるパートナー」としての不安が強くなってしまいます。
対処法としては、まず復縁を目指すのであれば結婚を前提とした態度を出さないことです。
そして、
- 人の悪口を言わない
- お金や人間関係に誠実になる
- 元彼のことを認めてあげる
こんな風に人と人としての信頼関係を築いていくと効果的でしょう。
謙虚な姿勢で復縁を
嘘をつくということは、それだけ彼なりに思うところがあってのことなのだと思います。
ですので、「別れの理由まで嘘をつくような不誠実な奴なんて!」と思うのではなく、
とちょっと謙虚に考えて、今度は彼のためにできることを探してみましょう。
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