いくつになっても失恋のショックは後に残るものです。
しかし、10代や20代前半といった若い頃にはまだまだチャンスもたくさんあるし、恋愛以外にも楽しいことがたくさんあっていつのまにか立ち直っていたという人がほとんどだと思います。
それが30代・40代となると軽い恋愛がしにくいのもあり、一つの恋愛に力を注いで、失恋してしまうとその分大きなショックを抱えてしまうことも少なくありません。
ですがいつまで失恋で落ち込んでいられないのも辛い所です。
そこで今回は、失恋が大きな傷になってしまいやすい30代・40代の女性が辛い失恋から立ち直る方法をご紹介します。
【ヘッドライン】
考えていることを人に話して理解してもらう
失恋の傷を長く引きずる人の場合、「一人で抱え込む」という傾向があります。
「失恋したなんて言ったらバカにされるんじゃないか」
こういった不安から人に自分の失恋話しができなくて、ずっと抱え込んでしまうのです。
ですが、あなたのお友達も失恋をしたら、よほど人間関係が悪い状況でない限り「私で良かったら話を聞くよ」と声をかけてあげたくなると思います。
これは、あなた自身が失恋した場合でも同じです。
あなたの周りの友人・知人も「あなたの失恋の痛みを軽減してあげたい!」と思ってくれる人は必ずいるはずですし、それに頼らないのはちょっともったいないのではないでしょうか。
自分の気持ち、元カレの好きなところ、別れた今反省していることなど、何でもいいので今あなたの心を悩ませている元カレに関することを信頼できる友人にありのままの気持ちを話していきましょう。
感情的になってしまっても構いません。
もしどうしても知り合いに話すのに抵抗があるのなら、
- メール相談サービス
- カウンセリングサービス
こういったものを使ってもいいと思います。
いつまでも立ち直れなくて貴重な時間を浪費してしまうより、思い切って人に頼ることを覚えるのも、人生を充実させるのにまた大切なことです。
子どものように大泣きする
大人になってから泣いた機会はどれくらいありましたか?
おそらくそんなに多くはないでしょうし、ましてや「声を上げて泣く」なんて事も出来ていなかったのではないでしょうか。
ですが、人には「泣く」という行動が必要で、泣くことで発散できるストレスもと言われています。
辛い思いを乗り越える為に、「最近泣いてない」という方は一度泣いてみてください。
理由なんてなくてもいいのです。
「なんかモヤモヤするから泣いてみる」
これくらい気軽な気持ちで十分です。
もちろん家でこっそり涙を流してもいいですし、お風呂場で声を出して大泣きしてしまっても誰も見ていません。
意外と、子どもみたいに大泣きしてみると思った以上にスッキリします。
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過去の恋を思い出して辛くなるようなものは処分する
人によっては「踏ん切りがつかない」という人もいると思いますが、失恋から立ち直りたいのなら思い出の品物は早めに処分しましょう。
何かを忘れたい時の鉄板の方法ですが、これは昔ながらの方法なだけに思う通りの効果をもたらしてくれます。
そもそも、元彼を思い出すような思い出の品物が手元にあって何になるのでしょうか。
元カレが迎えにきてくれるのでもなく、思い出して悲しくなるだけならそれはあなたの人生のお荷物でしかありません。
ですので、思い切って思い出の品を処分していきましょう。
写真、おそろいの物、元カレからのプレゼントなど、悲しい記憶につながりそうな物はしっかり処分してしまった方があっさり忘れられます。
もしどうしても踏ん切りがつかない、高価なもので手放すのがもったいないというような時は、クローゼットや押し入れにしまうなどして、目の届かない場所へ隠しましょう。
また、メールやlineの削除も忘れてはいけません。
元カレに関わるものを自分の生活圏から排除することで、元カレが思い出の人となっていきますよ。
「必要のないものは捨てる」というのはとても辛いことではありますが、人生をより幸せにするためには必要なことです。
辛いことを考えないようにタスク(やらなければいけないこと)で埋めてしまう
結婚を考えたり、大人として相手に配慮するような大人になってからの恋愛は、余計に忘れにくいという面があります。
特に忘れようという思いが強ければ強いほどかえって思い出してしまい、いつまでたっても立ち直れなくなるのです。
ですから「忘れる」ためには、別のことをして自然に忘れる状況に自分を置いてしまいましょう。
例えば、元カレのことで頭がいっぱいな中でも、
- 仕事に行かなければ行けない
- 習い事に行かないといけない
- 家族の面倒を見ないといけない
- 友達との約束があるから出かけなきゃいけない
こういった「やらなければいけないこと」を優先して日々を過ごしていきましょう。
そうすると、自然と元カレとの思い出に浸る時間もなく、日々を充実させて過ごすことができるでしょう。
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新しい目標を作る
新しい目標を立てることで日々を楽しんで失恋の辛さを忘れましょう。
実は、30代・40代の女性ならこの方法で立ち直られる方が最も多いと言われています。
それは、恋愛や結婚という一つの目標がなくなった今、
「あいつなんかいなくてももっと幸せになってやる」
といった一種の「エネルギー」が生まれるためです。
このエネルギーは非常に強力なもので、反骨精神があるといつもなら逃げ出したくなるような「マイナスからプラス」へ進む力が瞬間的に発揮できるのです。
例えば、「彼に振られた私なんて何の価値もない」と落ち込むのではなく、
「もっといい男と出会って幸せになってやる」
と思った方が、何事にも能動的になれます。
ただ落ち込んでいるだけではウジウジと毎日を過ごすだけですが、こうして反骨精神を持てばジム通いをしたり、ヨガやピラティスに通って心身ともに健康になったりします。
そういった結果が出てくれば徐々に自分でも頑張っていることが楽しくなり、「次はこんなことにもチャレンジしていきたいな」とどんどん目標が増えていくでしょう。
過去の恋愛と別れを告げるためにも、新しい自分になってしまうのはとても効果的です。
一番手軽に目標を立てやすいものとしては、服装やヘアースタイル、女性ならメイクなどを変えてみることだと思います。
これまで、元カレの好みに合わせてあまり自分の好きにしていなかったという人も多いのではないでしょうか。
ファッションのテイストやヘアースタイル、メイクなどを変えることは、よい気分転換になるだけでなく、生まれ変わったような気持ちになれることが期待できます。
今度は「誰か」のために外見を整えるのではなく、自分自身のために、自分自身が好きなように、ガラッと雰囲気を変えてみるのも楽しいかもしれません。
自分磨きに限らず、何かにハマりこむと元カレや元カノのことを考えなくても済むようになる時間が増えますし、やっぱり女性たるもの綺麗になることには本能的に貪欲で、女を磨くほどに心が満たされていきます。
初めの動機は「元彼を見返す」など何でもいいので、何もせずにくすぶるのではなく、自分を磨くために時間を使ってみましょう。
ただし、このように反骨精神を持ったりエネルギーを使いつづけることに関しては、ある程度まで失恋の傷が癒えていることが必要かもしれません。
しかしここまで来ると、あとは「日にち薬」です。
新しい目標が達成に近付くにつれて傷の癒えもどんどん加速することになるでしょうから、まずははじめの一歩を勇気を出して踏み込んでみましょう。
付き合っていた時には出来なかった贅沢をする
男性と付き合っているときは人の目が気になりやすく、女磨きやお金遣い、生活スタイルなど、いろんな面で気を使っていたと思います。
そこで失恋をした今、これまで頑張ってきたことを一旦お休みして贅沢をしてみましょう。
そうすると、現状に満足をして失恋を忘れやすくなります。
贅沢とは例えば、
- ホテルでランチを食べる
- 休みの日はお昼までしっかり寝る
- 家に誰もこないのなら掃除をサボってみる
- 今まで我慢していたものを自分のお金で買ってみる
このように、自分の欲に素直になってみるのです。
人は自分の好きなものを嗜んだり、消費をすることでストレスを発散させることができます。
今までは「彼氏との将来のために貯金しなきゃ」「彼氏とのデート代に充てなきゃ」と考えて我慢していたことも、今となっては自由に開放してしまっていいのです。
そうすることであなたのストレスを発散し、今の自分に満足しましょう。
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新しい恋を楽しむ
異性や恋愛感情でしか埋められない傷は、同じように異性や恋愛感情でしか埋められない部分もあります。
そこで、思い切って新しい恋をはじめてしまいましょう。
好きな人への未練が残っているままだと、好きな人と新しい彼氏を比べるばかりで、恋愛を心から楽しめないことがあります。
しかし、好きな人を忘れるための一連の行動を取っていくことで、失恋の痛みを乗り越えて、人間的に一回り成長しているはずです。
もちろん、誰彼かまわず出会ってはデートをして、体を重ねて、というところまでを無理にしなくてもいいのです。
それがあなたにとって楽しいことであれば全く問題はないのですが、もしそうでないのならあなたの価値が下がってしまうだけですから無理に異性と深い関係になる必要はありません。
ただ、世界は広く、世の中にはいろんな人がいます。
あなたが心を惹かれ、「一緒にいたいな」と思えるようになるような人は、元カレだけではないはずです。
多くの人と出会うということは自分自身の視野を広げるという意味でもとても効果的な手段ですし、人脈を広げることでさらに新しい出会いが生まれ、本当の運命の存在に出会えるきっかけにもなったりします。
ですからあくまでも興味本位でいいので、マッチングアプリに登録してみたり、合コンに参加したり、旅行に行ってみたりしていろんな出会いを探してみましょう。
偉人の言葉から勇気をもらう
この世に生きる大半の人は恋愛経験があります。
私たちのような一般人ももちろんのこと、歴史で習うような偉人や、有名な発明家、政治家だって、みんな恋をしています。
そして、そんな人たちも同じように失恋を経験したことがあって、その時に気づいたことを格言として残しているのです。
そんな偉人たちの言葉から失恋した自分に勇気をもらいましょう。
【海外編】
「失敗しなくちゃ、成功はしないわよ。」(ココ・シャネル)
「持ち物が少なければ少ない程、多くを与えることができます。矛盾としか見えないことでしょう。でもこれが愛の論理なのです。」(マザー・テレサ)
「恋とは、ため息と涙でできたものである」(ウィリアム・シェイクスピア)
【日本編】
「われわれを恋愛から救うのは理性よりも多忙である。」(芥川龍之介)
「恋というのは一つの芝居なんだから、筋を考えなきゃだめだよ。」(谷崎潤一郎)
「別れの辛さに馴れることは決してありません。幾度繰り返しても、別れは辛く苦しいものです。
それでも、私たちは死ぬまで人を愛さずにはいられません。それが人間なのです。」(瀬戸内寂聴)
失恋で落ち込んでいる心にすとんと落ちる言葉ばかりです。
こういった自分の心に沿った言葉をたくさん目にしたり、耳にすれば、自分の失恋に後悔や未練を感じずに前向きに受け止められるようになります。
他にも恋愛や失恋の格言はたくさんありますので、興味がある人は調べてみてください。
人は忘れることで前へ進む生き物
人の脳は、実はこれまでに経験したことの全てを記憶していると言われています。
しかし、実際に生きてると思い出せないことの方が多いのは、「忘れる」(記憶を片隅に整理する)ということで、新しい情報を入れるためなんだそうです。
人が人として幸せに生きるのに忘れるというのは本当に大切なことで、忘れるからこそ前へ進むことができます。
ですから、失恋に関してもあくまで「いい経験ができた」としてあとは忘れてしまい、これからの新しい情報をどんどん引き入れて、幸せな生活を目指していきましょう。
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