離婚してしまった相手と復縁再婚したい・・・と思っても、ほとんどの人が経験のないことですから
「離婚した夫婦の復縁再婚なんてどうしたらできるの?」
と思い悩んでしまうでしょう。
そこで実際に離婚後に復縁再婚した夫婦の特徴を11つにまとめましたので、参考にしてください。
もしかしたら、あなたも簡単に作れるきっかけで復縁再婚できるかもしれません。
【ヘッドライン】
復縁できる夫婦の特徴とは
普通のカップルと何が違うの?
結婚前のカップルとは異なり、ある程度信頼関係ができた二人であるという点が大きく異なります。
つまり、別れるにも復縁するにも、普通のカップルよりも「重さ」があるのです。
「別れましょう」「分かりました」で済む普通のカップルとは異なり、夫婦が別れる時には親権や財産分与、結婚をする周囲への報告などの責任が伴います。
よりを戻すにも、ここまでの責任を負って別れた二人がまた一緒になるということで、周りへの報告も簡単にはできるものではありません。
ですから、一度別れた夫婦が復縁再婚するには、普通のカップルよりもその理由に責任や説得力が必要であると言えます。
特徴は大きく5つに分かれる
復縁再婚できる夫婦の特徴は大きく5つに分けることができます。
詳細は以下からご紹介していきますので、ぜひ目を通してください。
1:状況的な特徴
パートナーとの間に子どもがいる
二人の間に子どもがいると、一度離婚をしても復縁に出来る夫婦が多いです。
それは何故かというと、
- 子どもの面会
- 子どもの学校行事
- 子どもの誕生日、記念日など
- 義実家への顔見せ
このようなタイミングでお互い連絡を取り合ったり、自然と会うことが出来るため。
夫婦の基本として、定期的に連絡をしたり会うというのはとても大事なことです。
連絡や会うことを繰り返す、つまり定期的にコミュニケーションをとることで、徐々にお互い打ち解けて心を開くことができます。
今でも連絡が取れる
子どもがいない元夫婦でも、離婚してからも連絡が取れていれば復縁再婚出来る確率がグンと上がります。
先ほどもお話ししたように、定期的な連絡でコミュニケーションが取れているために、徐々に親密になることができるのです。
また、連絡が取れていれば徐々に電話やデートといったようにコミュニケーションが濃厚になっていきます。
つまり定期的な連絡は、特に何かを意識しなくても少しずつお互いの距離を近づけることができる心強い手段の一つとなるのです。
ただし、コミュニケーションが取れるということは逆に喧嘩やトラブルも起きてしまう・・・という面もあるので、ただ連絡ができていればいいというものではないということは覚えていてください。
相手の実家との関係が良好である
義実家と仲がいい元夫婦も復縁再婚しやすいという傾向があります。
これは、離婚をしてからもお互いに挨拶をしたり子ども(孫)を合わせたりと何かと接点が残るためです。
また、相手の家族から「最近の〇〇はこんな感じみたいよ」と世間話で近況を教えてもらえるため、アプローチの作戦が立てやすいというのもメリットの一つでしょう。
さらに、相手の実家と仲良くなることで「もう一度やり直してみない?」と相手の家族から後押しされることもあります。
夫婦の復縁は恥ずかしがる人も多いのですが、家族が推奨してくれるという心強さで復縁再婚を前向きに考えられるようになるのです。
2:お互いの気持ち・考え方の特徴
「離婚したのは自分が悪い」と思う心がある
離婚の原因は様々だと思いますが、仮に相手に問題があった場合でも
「自分にも悪いところはたくさんあった」
と受け入れられると、別れてからの成長に期待ができ、復縁しやすくなります。
これは自分の非を受け入れることで成長できるということと、相手が悪くても自分の非を考えられるという相手を尊重する姿勢も影響しています。
自分に悪いところがあっても「こっちも悪かった」と一言言ってもらえるかどうかで心象が大きく変わるように、復縁の確率にも影響してくるのです。
周囲の目が気になる性格である
どちらかが周りの目を気にしがちな場合、世間からの視線を避けるために復縁を意識しやすくなります。
いかに昔よりも離婚する夫婦が増えたとは言え、ゴシップが好きな人は周囲で離婚した夫婦がいると首を突っ込みたくなってしまうもの。
興味を持たれるだけならまだいいですが、離婚について嫌なことを言われたりすることもあるかもしれません。
そういった時に世間体を気にするタイプは離婚したことを後悔してしまいます。
その後悔が「やっぱり戻った方がいいのかも・・・」という考えを起こさせ、復縁の確率を高めるのです。
離婚を決めた後の話し合いに時間がかかった
離婚を決めるのは早くても、その後の話し合いで時間がかかった夫婦も復縁しやすい傾向があります。
これは何故かというと、話し合いが伸びてしまったというのは離婚に迷いがあったためです。
つまり「本当に離婚していいのか」「終わらせていいのか」という迷いが少しでもあったということになります。
それは「離婚なんて職場に言えない、恥ずかしい」「子どものことを考えると・・・」という当事者同士の愛情以外の部分が迷う理由だったとしてもです。
夫婦関係を続けようとした思いがほんの少しでもあったのなら、全てが終わってから後悔しやすいという特徴があります。
3:離婚理由における特徴
お互いの性格や価値観の違いが離婚原因ではなかった
離婚理由が
- 子どもができなかった
- 忙しく生活がすれ違ってしまった
- どちらかの病気で夫婦生活を続けるのが困難になった
こういった、どちらかの性格や人格の問題以外での別れだった場合も復縁再婚ができる確率が上がります。
このケースでは相手の人柄には問題がないため、特に嫌いになる理由がないのです。
そのため別れてからも良好な関係を維持しやすく、復縁や再婚へと進みやすいという特徴があります。
離婚理由がDV(ドメスティックバイオレンス)ではない
DVでの離婚の場合、被害を受けた方がシェルターに入ったり、住民票を非公開にして完全に姿を隠すなど、別れた後の関係がよくありません。
もし別れてからも近場に住んでいるとしても、多くの場合は恐怖心から復縁を意識するような気分にはなれないのです。
しかし、DVでなければ大きなトラウマになることも少なく、問題点を乗り越えてまた歩み寄る気持ちになりやすい傾向があります。
暴力は共依存が大きく影響しているため、一見すると復縁しやすいように見えるかもしれません。
しかし仮にDVで離婚していると、すでに離婚を成立させたという実績があるため、依存心からの復縁という確率はほとんどないのです。
4:相手への態度の特徴
相手に気を使うことができる
離婚した夫婦の多くは、離婚をした元パートナーに対して冷たく素っ気なくなってしまいます。
しかし、復縁再婚出来る夫婦というのは、別れてからも相手への気遣いや尊重の姿勢を忘れることがありません。
当然、自分に対して冷たかったり攻撃的な態度の人とは仲良くしたいと思わないのが人間の心理です。
「別れたから赤の他人」と割り切るよりも「一度は縁があった相手」として敬意を持って対応できる度量の大きさも影響していると考えられます。
5:その他の特徴
離婚を即決断した
これは、深く考えず離婚を決断した場合、別れてから後悔してしまうということです。
人は感情的になると普段考えないことを考えたり、いつもなら言わないことが口から出てきてしまいます。
それが実際に離婚の話し合いをしている時や、離婚が成立して落ち着くと考えが変わって「離婚を早まったかも・・・」という後悔になってしまうのです。
逆に離婚を決断するのに時間がかかる人というのは、別れることへの抵抗が強いと言えます。
つまり相手への愛情を捨てきれない心があるということですから、離婚が成立してからも相手を求め、復縁再婚しやすくなるのです。
結婚するまでの交際期間が長い
例えば学生時代から10年近く付き合って結婚したというような夫婦は、お互いの良し悪しをよく知っているため離婚してから相手を許すことができ、復縁しやすいです。
お互いの良いところ、悪いところをよく知っているというのは、別れてからもとても強い信頼が残されています。
また、お互いが復縁を意識したら気恥ずかしさや気まずさに負けず、その思いを素直に伝えやすいという面もあるのです。
更に言えば、長い付き合いであればあるほど先ほどご紹介した「義実家との仲」も良いケースが多いため、周囲の応援も受けられるという強みもありますね。
夫婦が復縁するために必要なこと
離婚の原因を振り返り、自分の問題点を解決する
離婚原因は人それぞれでしょうし、この記事を読んでいるあなたは実は相手の方に離婚原因があったかもしれません。
しかし、ここで
「相手に離婚するようなことをさせてしまったのは自分に問題があったからではないか」
こんな風に考えて欲しいのです。
相手はそんなあなたの謙虚な姿勢がいじらしくも感じますし、実際に何か問題点が見つかったのなら、復縁するために必要な成長ができるので、復縁が近づいていきます。
たまに連絡し合う
別れてからも連絡を取り合ったり、会える仲でいられるよう努めていきましょう。
復縁再婚出来る夫婦の特徴でもお話ししましたが、コミュニケーションは取れれば取れるだけ復縁は近づきます。
まだ気まずさが残っているうちは、連絡内容も事務連絡だけでOKです。
そこから徐々にお互いの近況報告をしたり、相談事をして信頼関係を深めていき、ゆくゆくは会える機会も作っていきましょう。
体の関係は持たない
これは結婚前のカップルでも同じことが言えますが、復縁する前に体の関係は持たないように気をつけましょう。
体の関係を持ってしまうと、気まずい思いをして復縁や再婚をする必要性がなくなってしまいます。
同じように、あまりにも「女性らしさ」「男性らしさ」を相手に見せすぎるのも控えましょう。
家族になるにはこうした性的な視点よりも、人としての信頼関係がとても重要になってくるためです。
すでに家族ではない人ともそういった関係を持てる人だと誤解されないよう、ある程度の線引きはしっかりしておきましょう。
結論を焦らない
復縁を焦るとどうしても手段が強引になったり、結論を急ぎすぎて相手の負担になってしまいます。
一度別れた夫婦がよりを戻すには今まで以上の信頼関係が必要ですから、じっくりと信頼を取り戻していきましょう。
まとめ
復縁できる夫婦の11の特徴をご紹介しました。
特徴を見ていただければ分かるように、離婚した夫婦の再婚には障害もありますが、一度は結婚した者同士だから再婚しやすいという部分もあります。
条件は人によってまちまちではありますし、今は今回ご紹介した特徴に当てはまらない人もいるかもしれません。
ただ、相手の実家との良好な関係や、相手への態度など、今からでも復縁できる夫婦となる準備はできるはずです。
大切な家族をもう一度取り戻すために、できることがあればぜひ実践していって下さい。