別れてから1年・・・、たとえ10年たったとしても元彼が忘れられない女性も居ます。
また今彼がいたり他の人と結婚後だとしても、元彼がどうしても忘れられないというケースも。
こんな辛い女性心理についてと、元彼との復縁を目指すべきか迷った時に判断基準を紹介します。
【ヘッドライン】
元彼が忘れられない辛い女性心理
人の記憶は時間の経過とともに薄れていくものです。
ですが、どれだけ時間が経っても元彼との別れが昨日のことのように思い出されたり、どんなに忘れようとしてもいつも元カレのことを考えてしまうこともあります。
どうして時間が経ったり、意識的に忘れようとしても忘れられないのでしょうか。
別れてから楽しいこと、幸せなことがない
別れたすぐはそんなに思い出すことはなくても、その後の恋愛がうまくいかなければ、最後に幸せを感じた恋愛に気持ちが戻ってしまい、忘れられなくなってしまうということもあります。
その場合、その元彼のことが好きというより、
「今がつまらない」
「恋愛していた頃の方が楽しかった」
という理由の方が大きいことがほとんどです。
人の記憶は、いろんな思い出の積み重ねで出来上がります。
ですが、彼と別れたまま何も変わらない、何も新しいことを始めない人というのは、元カレとの思い出の上に積み重ねられる出来事がないので、つねに元彼との記憶が一番上に来てしまうのです。
簡単に言ってしまえば、ゲームのセーブポイントのようなものかもしれません。
強く傷ついた分だけ記憶に刻み込まれてしまう
人は、心に強いインパクトを受けたときにその出来事や相手のことが強く記憶に残ります。
例えば、
- ものすごく奇抜な服装の人を見かけた
- 旅行先で見たキレイな景色
- 自分の理想が具現化したようなイケメンを見た
- お腹がよじれるほど笑ったお笑いのネタ
- いつも仲がいい友人との大喧嘩
このような何気ない日常の些細なことでも、その人にとってインパクトが強ければ記憶に刻み込まれます。
同じように、別れや別れるまでの過程において傷ついたときや、相手を強く傷つけた場合、その痛みによって相手のことを忘れられなくなってしまうのです。
- 「結婚しよう」と言われていたのに別れた
- 信じていた彼氏に浮気をされた
- 絶対に別れないと周りからも言われていたのに振られた
- 今までわがままを許してくれていた彼が怒った
- 別れ話の時に酷い言葉をかけられた
このように傷が深い状態で別れると、振られた人はその傷を回復したいと望み、痛みが消えないうちは忘れることが出来ません。
傷=彼の記憶 となっているわけです。
さらに問題なのは、体の傷と同じように心の傷もついつい触ってしまって治りが遅くなるということでしょう。
別れた傷に触れると痛いのに、失恋から目を背けずに向き合おうとして元カレにアプローチし、元カレにそっけない対応をされてしまってまた傷つく。
この繰り返しでどんどん傷も深まり、時間を追うごとに余計に忘れられなくなります。
逆に、あまり傷つかない付き合いや別れをしていた人は簡単に相手のことを忘れることが出来るので、
なんてことが起きるのです。
「初めて」が多かった
「元カレだけは私の全てを打ち明けられる唯一の人だった」
「人生初めての海外旅行は元カレとだった」
こんな風に、彼と一緒にいることで初めての経験が多かった場合もなかなか忘れることができません。
何事にしても「初めて」の時のことはいろんな場面で思い出すきっかけがあります。
やり残したこと、心残り、後悔していることがある
あなたはこれまでの人生の中で、
「もっと親孝行していれば良かったな」
こんな風に過去出来なかったことやしなかったことを思い返すことはありませんか?
何事においても、人は完了したことよりも出来なかったこと、やり残したことを鮮明に覚えてしまいます。
そのため、
「こんな風に言っておけばわかれずに済んだのかな」
と、いった”後悔”があると、元カレのことを忘れることが出来なくなります。
自分が出来なかったことを後悔し、「タラレバ」がいっぱい溢れ出してくると、元カレの記憶が結びついているために自然と思い出してしまうのです。
思い返して反省しては、中途半端に終わってしまった自分への恋を完全燃焼させようともがく心理が働いているのでしょう。
ある意味とても前向きではありますが、過去出来なかったことを悔やんでも今が変わるわけではありません。
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復縁する?しない?判断基準
幸せの形は人それぞれ。
だからこそ、どんな基準で復縁をするかしないかを考えるべきか悩むこともあるでしょう。
そこでこちらでは復縁をするかの判断基準をご紹介します。
金銭感覚の合う、合わない
普段は仕事をしっかりしていても、休日になるとギャンブルにはまってしまう男性も多くいます。
また、何事においてもこだわりを捨てず高級なものに身を包んだり、あなたには理解できないようなことで多額のお金を使う場合、復縁をしても上手くはいきません。
男性と女性の趣味はそれぞれ異なります。
それぞれが稼いでいるお金をどう使うかは基本的に自由ですから咎められることではありませんが、結婚をイメージした時に、今の彼のお金の使い方であたなと彼の生活は幸せになれるかを考えてみましょう。
このとき、
「子どもができたら父親としての自覚から節制してくれるんじゃ・・・」
と期待をもってはいけません。
男性からすれば、結婚してもしなくても自分で自分の食い扶持を自分で稼ぐということに変わりはないのです。
むしろ、あなたと結婚をしたら「稼げる人が増えて自由に使えるお金が増える」と都合よく考えるかもしれません。
特に、
- 生活が苦しくなるほど散在する
- 借金をする、繰り返す
元彼がこういったお金の使い方をするようであれば復縁は慎重に考えた方が良いでしょう。
彼があなたに手を上げるかどうか
DVとは「ドメスティックバイオレンス」、つまり
「配偶者や恋人など親密な関係にある、又はあった者から振るわれる暴力」
という意味になります。
DV男との復縁は、どんなに元カレのことが大好きでもお勧めは出来ません。
理由はDVが簡単に治せないものだからです。
DVをしてしまう心理というのはとても複雑で、人によっては幼少期の経験が影響しているタイプ、特定の相手にだけ限定してDVをするタイプ、日ごろのストレスの影響でDVをしてしまうなど、人によってまちまちと言われています。
例えば幼少期の経験が影響してDVをするようになった場合、元カレのご両親やご家庭の問題にまで首を突っ込みつつ、元彼自身に考え方を改善させていく必要があるわけですが、それは専門の知識と技術を持ったカウンセラーなどでも簡単に解決することができません。
それだけに素人が働きかけて解決できるものではないと心得ましょう。
あなたの正義感や「元カレを助けてあげたい」という気持ちを否定はしませんが、素人が働きかけることで余計に彼の心の闇を悪化させてしまい、さらに彼を苦しめることにもなりえます。
また、あなたが彼氏から傷つけられることを周りの人は歓迎してくれるでしょうか?
もし彼と復縁し、結婚・・・となっても、彼のせいで傷だらけになるあなたを見れば誰もが結婚を反対します。
恋人間でのDVに関する法律はありませんが、夫婦間でのDVについては『DV防止法』として法律が存在するほど深刻な問題なのです。
決して甘く考えてはいけません。
しかし、彼の暴力があなたのためになっていた場合はこの限りではありません。
具体的な判断としては、
- あなたが手を上げられるだけの行為をした
- 暴力はその一度きりだった
この2点になりますので、思い当たることがあるかどうか良く思い出してみてください。
浮気を何度も繰り返す男性との復縁
女性関係が派手で、浮気を何度も繰り返す男性との復縁を考えている人の場合も、復縁はオススメできません。
一途になれない男性というのは、浮気を悪いことだと思っていないのです。
「男は本能で多くの遺伝子を残そうとするもの」
「彼女が寂しい思いをさせるのが悪い」
「自分からは何もしてないのに、女性から寄ってくるんだから仕方がない」
「海外では一夫多妻の国もあるし、昔の日本でも認められていた」
こんな風に浮気を正当化します。
浮気は病気という言葉があるように、特定の女性が居るにも関わらず他の女性に目が行ってしまう男性は、精神的に疾患があったり、セックス依存症だったりする場合もあります。
子どもに悪影響はないでしょうか。
そこまで背負ってまで復縁をしたいかどうか、自分の心に問いかけてみましょう
彼との結婚が現実的ではない場合
別れた理由が、「結婚をしてくれない」ことによるものだった場合、その元彼との復縁はあなたを幸せにしてはくれないかもしれません。
なぜなら、復縁をしたからといって必ずしも結婚できるとは限らないからです。
さらに言えば、元彼からすればあなたは結婚を前提に復縁を望んでいるように見えるでしょうから、そもそも復縁自体成功するかどうか不安な状態だと考えましょう。
そんな難しい課題をクリアするだけの気力と根気が残っているか、自分自身に問いかけてみてください。
男性が結婚を意識する時期と、女性が結婚を意識する時期は異なります。
男性は女性に比べて、結婚に対して責任を感じるものですから、その責任を背負えるような自信がつくまで現実的に結婚を考えることができないものです。
しかし、もちろんその彼も、年齢を重ねて周りの友達の多くが結婚したり、子供が産まれている様子を見ることで意識が変わることもあるでしょう。
あなたがもし彼との結婚を頭に入れつつの復縁だったら、この復縁は諦めるか、長期戦になることを覚悟した方が良さそうです。
彼との復縁で得るものが多いか、失うものが多いか
彼との復縁と考えれば、大好きな彼がまたそばに来てくれるのですから、得られることの方が多いと考えているかもしれません。
しかし、本当にそうでしょうか。
彼との復縁をするにあたって、得られるのは彼そのものです。
しかし、彼との復縁をする場合、
- 自分磨きのために費やす時間、お金
- 復縁までにかかる時間
- 復縁するまでの時間で出会える可能性がある新しい出会い
- 彼と復縁するために変えるべき今のあなた自身
- プライド
などなど、失ったり、捨てなければいけないことがたくさんあります。
本気で元彼と復縁をしたいのなら、元彼が「もう嫌だ」と思ってしまった元々のあなたとは完全に決別しなければいけません。
元彼が認めてくれていたところだけ残し、元彼が「嫌だ」と思ったところだけ治す。
もちろんそれが出来れば理想ですが、現実的にできるかどうかはあなた次第です。
ですから、過去の自分と決別をした結果、今いるあなたのご友人を失うことにもなるかもしれません。
彼が「あなたの性格が嫌だ」と言ったのなら、その性格を形成したあなたのご家族とも距離を取らなければいけないかもしれません。
復縁とは「よりを戻す」という言葉から「過去の関係に戻る」と考えがちですが、実際には
という意味合いの方が正しく、そのためには新しいあなたになってゼロからスタートすることが前提となります。
自分自身を変えるというのは一朝一夕で出来ることではありません。
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最後に
復縁をするかしないかは、正直なところその人の自由です。
ですが、復縁をするというのは「彼と一緒じゃないと幸せになれない」と思うからこそ目指すもののはず。
ですから、復縁をすることであなたが幸せになれないのなら、思い切って諦めてしまったほうがあなたのためになります。
彼を忘れるにしても、復縁を目指すにしても、大切なのはあなたの幸せです。
自分の幸せに貪欲になって、自分自身を幸せにして上げられる選択をしてください。